おいしく食べて、ちゃんと回復。
“疲れている時にこそ作れるご飯”を研究している、料理研究家のkunugi です!
珍しい野菜って、
出会うとちょっとワクワクしますよね![]()
今日はそんな瞬間がありました。
商品棚に、つやつやと光る“赤ピーマン”。
「…ん? パプリカじゃなくて、
ピーマン?」
気になって、気づいたらカゴに入っていました。
料理の“好奇心”って、
時に、元気の素になりますよね…!
赤ピーマンと赤パプリカ。
見た目は似ているけれど、実はちょっと違うそうです!
赤ピーマンは、
緑のピーマンが完熟して赤くなったもの。
苦味がやわらぎ、
甘みがぐっと増して、香りも穏やか。
一方の赤パプリカは、最初から甘みが出るように
品種改良された、肉厚タイプ。
どちらも同じ仲間だけれど、
“育ち方”と“味の深さ”が少し違うんですね。
ちなみに赤パプリカの場合は輸入品が多くて、赤ピーマンは、国産が多いんだとか
こういう小さな知識って、
なんだか料理が楽しくなるスパイスのようなもの。
疲れていても、気持ちが上がる出会いがあるだけで、ちょっとだけ気持ちが軽くなったりします。
そんな赤ピーマンを使って、
今日は簡単な「しょうゆナムル」を作ってみました!
赤ピーマンのしょうゆナムル
材料(2人分)
・赤ピーマン…2個
・ごま油…小さじ2
・しょうゆ…小さじ1
・すりごま…小さじ1
・塩…少々
作り方
1. ヘタと種を取り、細切りに。
2. フライパンでごま油を熱し、中火で1〜2分ほど炒めます。
3. しょうゆと塩で味を整え、火を止めてすりごまを加えるだけ。
それだけなのに、なぜかピーマンの生姜焼きになってしまいました…
焼いている時に、生姜を入れたくなってしまったが故に…
でも、食べてみると想像以上に甘くて、香ばしい。
ごはんのお供にも、お弁当の彩りにもぴったりですよ!
料理って、特別なことをしなくても、
“ちょっと珍しい食材”を調理するだけで、
日常の景色が少しだけ変わります。
疲れていると、
ついルーティンになりがちな毎日。
でも、スーパーで赤ピーマンを見つけて、
「これ、どうやって食べようかな?」と思えたら、
それはきっと、あなたの心が少し回復しているサインです。
今日も、無理をしないで、
できる範囲で「おもしろい」を一つキッチンに。
赤ピーマンの赤が、あなたの食卓に
小さな元気を灯してくれますように。
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