こんにちは！
料理研究家のkunugiです
いきなりですが料理って、
義務みたいに感じてしまう時、ありませんか？
「作らなきゃ…」って思うたびに、
どんどんしんどくなって、
買ってきたものやレトルトに頼る自分を、
なんとなく責めてしまったり
でも私は最近、
「作りたくない日は、
作らなくていい」
と思うようにしています。
だって料理って、
本来は心を整えたり、ほっとしたり、
やさしい気持ちになれるもののはずだから。
私は、台所の空気が好きです
たとえば、
朝、まだうっすらしか太陽が昇っていない時間。
静かなキッチンでお湯を沸かしているときの、
あの凛とした感じ。
コポコポと音を立てて湧いていくお湯と、
少しずつ明るくなる空。
それだけで「よし、今日も始まるな」って、そっと背中を押してもらえる気がします。
夜のキッチンもすごく好きです。
一日が終わって、家の中が静かになってきて。
冷蔵庫の音や、自分の呼吸がはっきり聞こえるくらいの静けさ。
そんなとき、何かを作らなくてもいいんです。
お湯を沸かして、あったかい飲みものを一杯いれるだけで、
気持ちがふっと整うことって、ありますよね。
そして今日は、そんな時間にぴったりの、
ちょっとだけ手を動かすおやつを紹介します
昔ながらの「固めプリン」
（ココット4個分）
材料
・卵…3個
・牛乳…300ml
・砂糖…50g
・バニラエッセンス（あれば）…少し
〈カラメル〉
・砂糖…大さじ3
・水…大さじ1
・熱湯…大さじ1
作り方：
1. カラメルの材料を小鍋に入れて中火で加熱。濃い茶色になったら熱湯を加えてプリンカップに流し入れます。
2. 卵をボウルに割り入れ、泡立てないように静かにほぐします。
3. 牛乳と砂糖を温めて、卵液に少しずつ加えます。
4. バニラエッセンスを加え、濾してからカラメル入りの型に注ぎます。
5. 天板に並べてお湯を張り、160℃のオーブンで約30〜35分湯せん焼き。
6. 粗熱を取ってから冷やせば完成
カラメルの香ばしいにおいが部屋に広がって、
オーブンの中でゆっくり焼かれる時間もまた、
いいものです
作ることが苦じゃなくなる日って、
案外こんなふうに、「気づいたら作ってた」っていう日なのかもしれません。
今日のあなたが、少しでも穏やかに過ごせますように
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