2月下旬のこと、「笠庵 賛否両論 仙台」主催の会席料理と日本酒ペアリング&トークイベントに参加してきました。
アクアイグニス仙台 久しぶりでございます(^^)
笠庵さんでのお食事 ワタクシ的には3度目です。
くしくもこの2週間後は、東日本大震災発生から13回目の3月11日を迎えます。
今回参加した福島・浪江の鈴木酒造店と宮城・閖上の佐々木酒造店は、共に311で被災し復興した沿岸の日本酒蔵。
浜の2蔵の代表をお招きし、酒造りのこだわりを聞きながら、笠原将弘氏監修の和食「笠庵」の料理と日本酒のペアリングを楽しみつつ、再建後の今 どんな思いで酒を造られているのか、お話しを伺うという趣旨でした。
![image](https://stat.ameba.jp/user_images/20240316/09/kuntamasantarou/06/04/j/o1050140015413541122.jpg?caw=800)
乾杯酒は「磐城壽 貴醸泡酒」。
山形長井蔵で仕込んだ1年目の純米酒を雪室で熟成し、10年後、浪江で再開する際、貴醸酒の仕込みとして使用したもの。
アルコール7%。軽い酸味とほのかな甘みでライトな風味。
以降は料理一品に対し各蔵のお酒が提案されるというペアリングスタイルでした。
浪江 「磐城壽」醸造元 鈴木酒造店の鈴木社長。
閖上 「宝船浪の音」醸造元 佐々木専務。
造里
常磐もの平目 鰆の炙り 白牡丹海老 当日のサプライズで本まぐろ
土佐醤油 芹醤油 炒り酒
主菜 常磐もの目光のから揚げ
角田産野伽田鴨ロース低温焼き
伽羅煮 酢取り茗荷
個人的に興味があった「磐城壽 魚酒(ぎょしゅ)」も頂けました。
※画像左
![image](https://stat.ameba.jp/user_images/20240316/09/kuntamasantarou/be/b7/j/o1050140015413541147.jpg?caw=800)
“常磐もの”の魚の甘・塩・酸・苦・旨、5つの味覚とコクをAI味覚センサーで分析。それぞれの魚を美味しく味わうための相性度を計測し商品化したもの。
全8種類ありますが、今回提供されたのは、その中のヒラメでした。これ、他も飲んでみたい…。
食事 北限しらすの焼きおにぎり ばっけ味噌
仙台味噌汁 香の物
最後は両蔵の復興の歩みや、今後の展望についてのクロストーク。
ラストは蔵元の2ショット。
…と、近くに「酒のかわしま」の安藤さんがいたので、ご一緒に v(´∀`*v)ピース
今後は日本酒のみならず、地ビールやウィスキー等とのコラボも検討しているようです。
帰りがけにマルシェリアンに立ち寄り、お土産も購入。
有意義な一日でした~♬