早いもので12月も中盤。
今年は9月から11月まで色々な仕事が重なって、かってない程ドタバタな日々を送りました。
ブログも途中まで下書きしたままのものが幾つか…。
今月はその中から、これはちょっとご紹介しておきたいなと思うものを、
記憶をさぐりながらまとめ、織り交ぜていきたいと思っています。
まずは2013年新潟紀行最終稿。
▷▷▷新潟紀行2013年夏(1)・「ぽん酒館」 そして「千年こうじゃ」</a><br />
▷▷▷新潟紀行2013年夏(2)・八海山「魚沼の里」
本来ならこの後すぐにUPしたかったものです(汗)
* * *
新潟からの戻り足は、ここ数年行くタイミングを伺っていた長野の小布施経由で仙台に戻ってくる事に…。
まず目指したのは「小布施ワイナリー」。
名前の通りワイナリーですが、寒さの為ワインの畑仕事ができない時期だけ、
採算度外視で極少量の日本酒を造っていて、
日本酒仲間にも熱心なファンがいる人気の蔵なのです。
小布施に入ってから、少しだけ迷いながら到着。
民家が並ぶ中にポツンとあります。
ここは個人のお客様を大切にするワイナリーで、団体バス等の受け入れを一切受け入れていません。
よくぞあきらめずに私たちの蔵を見つけてくれました!
Thank you!!
手書きボードなのが良いですね。
ここから先、蔵の中は残念ながら撮影禁止。
無料・有料試飲があって、なかなか楽しめる空間になっていますので、機会があれば是非。
そしてこの後、最大の目的地へ。
ここです!ここ!
枡一市村酒造が経営するレストラン
寄り付き料理「蔵部」。
話せば長くなりますが、20年程前に見たTV番組で、
枡一市村酒造店に交換留学生として来日したセーラ・マリ・カミングスさんが紹介されていました。
外国人の視点で日本酒蔵をどんどん改革していく様が素晴らしく、
次のお休みを狙い、枡一酒造へ。
所が肝心の「蔵部」は満席で入れず(番組の反響でしょうね)、
更に5年後、再び小布施を訪問した時もタイミングが合わず。。。
今度こそ!と万全の体制(?)で臨んだわけです。
お茶がきき猪口。
しょっぱなから、雰囲気が盛り上がります。
厨房の作業も眺めたかったので、カウンターを希望。
店内は広く、ボックス席も10テーブル以上ありましたかね。
「蔵部」は“寄り付き料理”を看板しているお店。
“寄り付き料理”とは、蔵人が食事をしたり休息する場所で、
酒造りの合間に素早く集まれるような機能的な作りが特長なんだそう。
ご飯はかまどで炊き上げ、薪と炭を使っての調理。
演出が上手ですよねー。
もちろんお酒も(うふ)
看板商品の「スクウェア・ワン」を。
こちらのお酒はセーラさんという外国人のフィルターを通して「和」に落としこんでいる為、すごくスタイリッシュでオシャレ。
店舗内の造作物もしかり!
ブランディングが一貫していますよね。
画像が暗くて見えにくいですが、ここはフロアからトイレに向かうゾーン。昔ながらの木桶が動線上にディスプレイされていて、カッチョイー!!
空間を贅沢に使う、心憎い演出です。
女性トイレ内部。
右端に見えるのは心霊写真ではありません。娘です(笑)
この日のランチメニュー。
メニュー名は失念しましたが、牛肉焼きか何かでした。
酒粕入りのお汁が美味しかったぁ。
雰囲気を味わうのは良いお店ですよ。
機会があれば是非ー!
===関連リンク
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