一昨年に引き続き「高校生地産地消お弁当コンテスト」に審査員として参加して参りました!
昨年は大震災の影響で開催できませんでしたが、応募総数101組から書類選考で絞り込み、今月3日、宮城大学太白キャンパスで最終選考が行なわれました。

結論から言うと、今年はすっごくレベルが高かった!!!!
以下、最終選考の模様です。




最終選考では県内8高校、9組が集まっての実技審査。
1時間でお弁当プラス規定量を完成させ、その後各チームごとに、制作したお弁当をPRするプレゼンタイムも設けられています。



男の子も一緒に頑張っています!
偉いねぇ〜。



会場は食品加工棟。
今年は私を含めた審査員が5名、県や大学の関係者が10名前後。
それに優秀作品の商品化を検討する、コンビニ5社のバイヤー様方20名近く。
そして取材に来られていた、テレビ局のスタッフの方々。
ものすごい数の大人達に見守られながらの調理…さぞや緊張したのではないかなぁ。

これは総評でも触れたことなのですが、個人的に感心したのは、お弁当そのもののレベルはさることながら、PRタイムでのプレゼンが素晴らしかった!!




こちらは二高チーム。
栄養成分を紙芝居仕立てに紹介していました。

 



きゃーん。
かわいいでしょう?


気仙沼西高の女の子たちは、ほやぼーやのお面をつけて歌ったり、生産者の写真を紹介してくれました。

時代を反映しているなぁーと思ったのは、仙台二華高校の子たち。
タブレット端末を使ってのプレゼンです。

学校サイドの了解を頂いた上で、YouTubeにUPしましたので、是非ともご覧下さい!
▷▷▷ https://www.youtube.com/embed/f3F2i7pC9yY
 

スピードが少し早すぎたり、後列だと見えにくい等は多少あります。
…が、こういう新しいツールを使ってチャレンジする姿勢が素晴らしい!!!

冒頭触れたように、皆さん素晴らしく甲乙付け難い状況でしたが、厳正なる審査の結果、最優秀賞の県知事賞は下記に決定!!!
気仙沼西高3年の西城美里さんと佐々木美緒さん作の「海の子元気弁当〜食べて笑顔」

※詳細は仙台市環境WEBサイトたまきさんにてご紹介しています。

さんま南蛮タルタルソースやミヤギシロメ豆腐の厚焼き卵、りんごに茶巾絞り、たこ飯にぎり等がはいっています。
地物素材を随所に使っているのはもちろん、すごく手が込んでいます。
何より美味しい!

そして、以下は優秀賞です。



加美農の宮城シロメにひとめぼれかみ加美弁当
派手さはないものの、それぞれにしっかりと味がついていて、すごく美味しいお弁当でした。



本吉響高校の気仙沼・南三陸発美肌弁当。
銀鮭ロール、気仙沼茶豆のふんわり揚げ、梅味噌おにぎり…と、
これも手が込んでいるんですよ〜。



タブレットを駆使した仙台二華高校のうまさぎっしり☆玉手箱弁当
カジキマグロにねぎ味噌焼き、仙台麩グラタン、ホタテの炊き込みご飯…と、見た目のプレゼンも上手!

全優秀作品は現在コンビニ各社にて検討中で、12月〜1月始めに発売される予定です。

発売の際には改めてご紹介しますね〜