大きく分けて対策には以下の点が重要です。

前回は「地震前の対策」を紹介しましたので

本日は「地震後の対応」について紹介いたします。

・非常持ち出し品(紹介済み)
・避難場所(紹介済み)
・食料の備蓄について(紹介済み)
・帰宅難民に備えて(紹介済み)
・家族等の連絡手段(紹介済み)
・地震前の対策
・地震後の対応

地震前の対策のポイント
 (一部の内容は家庭でできる地震・防災対策講座より引用しております)


・避難所での生活

 地震により家を失ったり、危険な状態になってしまった場合
 一時的ではありますが、避難所での生活を余儀なくされます。
 近くの学校やこうみんかんなどが避難所にあてられている場合が多く
 風雨を避ける場所として、また被災者の救援活動の拠点としても
 機能することになります。
 避難所は救援物資の配給があったり、診療場所になったり、
 被災者支援のための重要な場所となるのです。


・野外での避難生活

 避難所が満杯で入れない、ペット連れなどで避難所に居づらい
 避難所が近くにない、など、様々な理由から、避難所ではなく
 野外でテントを張って避難生活を送る人もいます。
 野外での避難生活の場合、何点か注意しておくべきことがあります。
 まず一つ目は、避難所にいないと受けとりにくい救援物資や、その他
 診療場所や仮設住宅の情報などの問題です。ある程度のテントを集め
 共同生活を送ることで配給を受けたり情報を得るなどの対策が
 必要でしょう。
 また、集まって暮らす事は防犯対策にもなります。

 気候の影響が大きいのも野外での避難生活です。
 冬場なら寒さ対策が重要になるでしょう。寝袋や毛布など
 十分な物資があればよいですが、被災時では着の身着のまま
 逃げてきた、というケースもあるでしょう。
 そんな時はゴミ袋や新聞紙、地面からの冷えにはダンボールを使うなど
 身の回りのもので寒さに備えなければなりません。
 夏ならば暑さ、湿気、また虫対策も必要になるでしょう。
 テントの底部に湿気防止のビニールシートを敷き、さらにその上から
 すのこなどの敷板を置くとよいでしょう。
 テント内部になるべく風を通し、また清潔にしておくことが重要です。


・地震後の避難所生活での健康・衛生管理

 地震後、避難所での不便な生活が続くと、心身ともに疲れが出て
 くるものです。
 衛生面、健康面ともに、気を配る必要があります。
 衛生面では、できるだけ手を清潔に保ちましょう。
 水道が自由に使えない分、不潔になりがちですが、雑菌が体に進入すると
 下痢などの原因となってしまいます。
 作業中は手袋をはめるなどして、手の汚れを防ぐようにしましょう。
 また、飲料水についても、ペットボトルなどではなく、水道管からの
 水を飲む場合は、煮沸してから飲むように心がけましょう。
 トイレの問題も重要です。一旦、あたり構わず排泄するような状態に
 なってしまうと、衛生状態は極めて悪くなってしまいます。
 不衛生なトイレはハエなどが湧いたり、伝染病の原因にもなってしまいます。
 ただでさえ健康状態が悪くなりがちな時ですので、水の手配や近隣の
 使用可能トイレの探索など、避難所の皆で協力して衛生を保つ努力を
 しなければなりません。


・自分の居場所を知らせる 『避難届』

 被災時、自分の避難場所を郵便局に知らせるのが 『避難届』 です。
 基本的には郵便局の窓口で申請しますが、阪神・淡路大震災の時は
 被災地の避難所に用紙が置いてあり、必要事項を明記してポストに
 投函すれば手続きができたようです。
 親類や知人からの救援物資の配達、安否を気遣う手紙など、
 被災後に郵便を使う事は多くなるので、必ず避難届を出して郵便局に
 避難先を届けるようにしましょう。


・各種保険金や支援を受けるために必要な 『罹災証明書』

 震災の場合、被災者は税金の減免、無担保の低利融資、義捐金の
 給付など、様々な支援を受ける事ができます。
 このような支援を受ける場合、また保険金の申請時などに必要に
 なってくるのが、罹災証明書です。
 通常手続きは市町村の窓口で行いますが、阪神・淡路大震災の時
 神戸市では必要事項を明記したものを郵送すれば、折り返し証明書を
 返送するという措置がとられたようです。

以上です。