1988年から1995年にかけて連載された岩明均氏によるSF作品。

あることがきっかけで、宇宙からの謎の寄生生物と

共生することになった高校生の数奇な運命を描く。

アフタヌーンKCより全10巻のコミックが発行されている。

また、現在ハリウッド映画化が予定されている。

<ストーリ>----------------------------------------------

 ある日、空から多数の正体不明の生物が飛来してきた。

 それの大きさはテニスボールほどで、その数は不明・・・

 その生物は耳や鼻から人に侵入し人間の頭に寄生していった。

 その日、音楽を聴きながら眠り込んでいた主人公の

 泉新一はヘッドホンをつけていたこともあり頭への

 寄生は免れたものの、その生物「パラサイト」は

 新一の右手に寄生してしまう。

 その翌日、世界各地で惨劇は起こる。

 頭に寄生された人間は寄生後も見た目は人間そのもので

 あったが人間を捕食するという性格を持ち世界各地で

 ミンチ殺人事件といわれる殺人を繰り返した。

 そして高い学習能力から急速に知識や言葉を獲得し

 人間社会に紛れ込んでいった。

 その頃右手に寄生された新一にも変化が起こる。

 頭の寄生に失敗した「パラサイト」は右手に寄生し

 頭を乗っ取られなかったことから右手に寄生したパラサイト

 「ミギー」として新一との奇妙な共生生活が始まります。

 パラサイトはお互いを感知できミギーは初めての仲間を感知する

 少しずつ距離をつめ発見したパラサイトは犬に寄生してしまった

 失敗品であった。

 そのパラサイトはパラサイトに寄生されながらも人間の脳を持つ

 新一に危険を感じ即時に殺意へと変貌するのであった。

 生命維持を新一から依存しているミギーは戦うことを選択し

 それに勝利する。

 それを知った新一は、パラサイトによるものと思しき事件が

 頻発するにつれて、真実を知る者としての責任を感じるようになる。

 しかし、新一と自らの安全の確保にしか興味の無いミギーは

 どちらにも関与する気はなかった。

 そこから新一の家族の苦悩、人間対パラサイトの死闘と話が展開し

 さまざまな戦いをしていく内に新一は人間的に成長していく。

 最後の結末はどうなるのか、ミギーと新一の関係は・・・

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 このマンガは新一を中心にした成長の物語です。

 さまざまな人間、パラサイトに出会い、悲劇、友情を

 通じて話は展開していきます。

 その深いテーマや主人公の葛藤など高いドラマ性に

 あふれた傑作をぜひ読んで見てください。

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