AIブームに先駆けてClaudeを使いこなしてきた著者が送る実践的な本。
著者は昨今のAIブーム到来前からClaudeを使用、
社会人の実務に直結するような書籍がないことから、この本を出すに至ったようである。
今やAIブームであり、数多くのセミナーや解説書があるが、
高価であったり、操作等の技術面に重きを置かれているような感じがする。
本書は主にこれからClaudeを使ってみようという人を対象に
Claudeの「超基礎」的なことから、実際の活用事例までを説明したものである。
数多くのAIが乱立する昨今において、なぜClaudeを使うのかという話に始まり
Claudeのアカウント作成の手順などもあり、
まさに「これからClaudeを使う」人を対象としていると感じられた。
また、単にClaudeに命令しアウトプットを得られた、めでたし、めでたし、とするのではなく、
資料の目的に応じて、アウトプットのどこをチェックし、見直し、
どのような内容を盛り込み充実させるべきか、
Claudeによりよいアウトプットをさせるためにどのような工夫をしたらよいか、
事例を示しながら解説している。
(個人的に「こういった資料はこのような視点で作る」といった助言は、
AIを使用するか否かに関わらず、実務上重要なポイントをついているので、
AIを使わない人でも本書を読んで得られるものがあると思う。)
AIを使ってコードをゴリゴリ書きたい人には、参考にならないかもしれない。
これからClaudeを使いたい人や、
まだ十分に使いこなしていない、もっとClaudeを活用したい人には
多くのヒントが得られると思う。