こんにちは

kunoのデザイナー新井です。

本日は受注やお問い合わせを多くいただいているオープンカラーシャツについて書きたいと思います。

展開は濃紺と墨黒になります。

シャツの生地には高密度でおられた綿100%のブロード生地を使っております。

さらにこの生地を塩縮加工をして生地の目を詰めています。

塩縮加工をすることにより、生地に独特の皺感と弾力が生まれ着用した際の着心地がとても良いです。さらに製品染めで染色をしているので独特のムラ感が生まれ、ビンテージ感を出しました。

僕自身、お気に入りの1着として使用しており、この1着でコーディネートの主役になります!

 

元型はキューバシャツ。

本場のキューバシャツは作りが大きいので、日本人の体型に合うよう再構築してデザインしました。

絞りは愛知県の有松絞りの技法の1つである巻縫い絞りを使っております。

職人が手作業で1枚ずつ針で縫っていき柄を作っていきます。

よく見ると職人が針で縫った後が見えると思います。

1着1着、手作業で作っていくため量産だけど1点物としての価値が生まれます。

下記のURLからブランドのホームページに入ることができます。

 

 

よろしくお願いいたします。

 

新井

 

こんにちは

 

kunoのデザイナー新井です。

 

今日は24秋冬シーズンのコレクショで採用した有松鳴海絞りについてお話しできたらと思います。

 

(有松鳴海絞りの歴史)

有松鳴海絞りとは江戸時代から愛知県名古屋市の有松、鳴海地域で生まれた絞り染めの技法になります。

有松の町は慶長13年東海道筋に生まれた町であり、有松絞りの開祖、竹田庄九郎始め8名の移住者によって誕生しました。
有松の町の特色は以来約380年綿々と絞り生産を一貫して業とし、町全体が絞り業者のみで形成されて来た為に、江戸時代の町屋建築が昔のまま数多く残されていることです。
東海道を描いた広重の鳴海の宿は、有松を描いたもので画中の文字に名産、有松絞りと記してあり、その風景其のままが今日の町に残っています。有松絞りは、尾州藩御用として納入し、諸大名との交際に土産の品として好んで用いられましたが、同時に尾州藩の保護政策をうけて有松以外の土地での製造卸業を禁じた事と、東海道を往来する旅客の土産品として珍重された事が、有松絞りを支えて来た大きな柱でした。

(今でも東海道に江戸時代からの街並みが残る有松地域)

 

基本的には生地を糸で縫う、括る、板などで挟むの3種類で作られ、絞りの種類は100種類を超えます。

世界中に絞りはありますが有松鳴海絞りが1番種類が多いらしいです。

また染めるだけではなく、形状記憶をする、縮絨加工をする、塩縮加工をする、オパール加工をする。などの様々な技法と組み合わせることで同じ絞り技法でも見え方は異なります。

 

手作業でなければ生まれない偶然的なテキスタイルに魅力を感じます。

kunoのブランドコンセプトにもマッチしており、ファーストシーズンではメインのジャケットとシャツに有松鳴海絞りを使用いたしました。

 

(ベルベットジャケット)(蜘蛛絞り)

(オープンカラーシャツ)(折縫い絞り)

自分にとって絞りのイメージは『和』です。

絞りの特徴や良いところは残し、新しい有松絞りのステップを踏んでいきたいと思います。

 

下記のURLよりブランドホームページに入ることができます。

 

 

新井

 

 

こんにちは。

 

デザイナーの新井です。

 

今日から受注がスタートしたkunoで販売しているジャケットについて紹介させていただきます。

こちらのジャケットの生地にはベルベットを使用し、名古屋市有松地域で江戸時代より続く有松鳴海絞りの技法の1つ、手蜘蛛絞りを使わせていただいております。

手蜘蛛絞りとは生地にプリーツを作り、摘みながら糸で括っていく絞りで、柄が蜘蛛の巣に似ていることからこの名前が付けられました。

 

(職人が絞った状態)

 

職人が絞った後は釜に入れ、圧力と温度で形状を付けていきます。

形状を付けて糸を解いた後は生地を伸ばして機械に入れ平な状態にしていきます。

 

こうして完成した生地が今回のジャケットに使用した生地です。

 

形状記憶することによりベルベットに毛が倒れ、見る角度によって見え方に変化が生まれます。

ジャケットの型はリーバイスの3rdと言われるジャケットが元型になっており、この型を現代のファッションに合うよう再構築して作りました。

サイドポケットもついており、裏地は高密度で織られた綿のブロード生地を使用しております。

時間と手間のかかる工程はファクトリーブランドだからこそできる加工になります。

長年培ってきた加工技術が詰まった1着です。

 

ぜひ、弊社ホームページでご覧いただければと思います。

また、洋服に関しては完全アポイント制でアトリエに来社していただき見ることもできます。

その場合はブランドホームページよりお問い合わせをお願いいたします。

 

下記のURLから弊社のブランドホームページに入ることができます。

 

 

よろしくお願いいたします。

 

新井

 

 

 

 

 

 

 

皆様はじめまして

24秋冬シーズンよりスタートをしたkunoのデザイナー新井です。

 

この度、ブランドを開始するにあたってkunoはどんなブランドなのかを皆様に少しでも知っていただければと思い書きます。

 

・kunoについて

 

 

kunoは創業から100年以上続く生地の加工工場が立ち上げたアパレルブランドになります。

そもそもkunoはこの加工工場が国内のブランド様や海外のブランド様に生地を提案する際に、実験や新しい技法を試すラインとして作られ、このラインから出来上がるテキスタイルは面白く、このテキスタイルに意味(コンセプト)を持たせて洋服にすればもっと面白いものができるのではないか?メッセージ性を持つ洋服が作れるのではないか?という考えから24秋冬よりスタートをしました。

 

・ブランドコンセプトについて

kunoのブランドコンセプトは(皺(あいまい)をデザインする)です

 

近くにあって近くにないもの  遠くにあって遠くにないもの 
会いたくないのに会うもの  会わなきゃいけないのに会えないもの
作りたいのに作れないもの  作りたくないのに作れるもの 
矛盾と偶然は『皺に似ている』  
矛盾や偶然から生まれる皺『あいまい』をデザインしていく

 

偶然から生み出されるものには儚さの中に美しさを感じます。

そんな洋服を作っていきます。

 

・kunoの哲学

kunoはmade in japanを大切にし、アパレル産業が抱える問題を少しでも解決できるように努力します。

そのため下記の事を皆様とお約束します。

 

1.ファッションブランド(製造業)を始めるにあたってkunoは日本が直面している繊維産業の問題を少しでも解決できるように尽力し、解決の方法を考えます。

2.kunoは受注生産の販売方法を基本とし、売れ行きなどを考え在庫が残らないようにします。これは従来のアパレルが抱える問題である大量生産、大量商品を軽減させ無くすために行います。

3.kunoは素材や縫製やデザインに拘ります。なぜなら長く洋服を使用していただきたいからです。長く使用していただく=無駄な破棄を無くすと考えます。
 

これを読んでkunoについて少しでも分かっていただければ幸いです。

 

下記のURLからkuno onlineに入ることが出来ます。

kuno onlineからストアに入ることも出来ます。

 

 

よろしくお願いいたします。

 

新井