昨夜の夢も長いものだったが大部分は失われてしまった。記憶に残る部分は最後のわずかなもの。
ウチは警察官👮♂️、素晴らしくガタイが良い。
(実際のウチはヒョロヒョロである)
取り締まりで現場出動してるらしくパトカー🚓が脇にみえる。
暫くすると数台のパトカー🚔️と覆面🚘️がやって来た。
現場は山間部、しかし眼下には民家も多く街並みも見えている。
(秘密基地県では記憶にない景色だ、そもそもリアルとはリンクしてないのかも)
配置の指示があり、ウチは上司の指差す方向を見た。それは眼下の谷間に見える2本の道路。手前に見える直線の道路は手前まで住宅街で多くの家が見えている。奥のくねった道路の向こうは緑、完全に山である。
今からその現場へ徒歩で🚶向かえというのだ。現在地からの道程は3キロ程であろうか。近くに見える軽トラ幅くらいのコンクリート舗装の道を1人下り始めた。
季節は初夏なのだろうか?快晴の空の下、半袖の制服のウチは、どんどん下ってゆくのだが何故か下ってゆく間にウチは性別が変わり婦警👮♀️になっていた。
(なんで?)
やがて道は住宅街を縫い始め、漸く谷間の麓に辿り着いた。配置現場は奥のくねった道路の方である。今いるところからは50メートル程隔たれている。
パッと見、向こうへ渡る道が分からなかったウチは通りがかりの2人の女子高生に声をかけた。
すると片方の女の子が急に奇声を発し、長い髪を振り乱しながら走り出した。
何が起きたのか分からぬウチと友達であろう、もう1人の女子高生の子とで彼女を追った。
車の通りはなかったが少女は錯乱したように道路を走ってゆく。先に追い付いたウチは少女に背後から抱きつき2人して道路で倒れ込んでしまった。
錯乱している少女を必死で制するウチ。暴れる彼女の左手の指に道路に落ちていた細く短かく折れた塩ビ管が引っ掛かかった時に右脇腹を掴まれたウチは長い爪のように化した塩ビ管が突き刺さる形となった。
「あぁ!大丈夫ですかぁ!」
遠くから追ってくる友達の女子高生の声が響いたところで目を開けた。
おしまい。