○ルーヴル美術館のスフィンクス | 新・駅から駅までウォーキング

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ルーヴル美術館(1)‥タニスの大スフィンクス



私の好きなミステリと海外旅行

『タニスの大スフィンクス』紀元前1850年頃


★ちょっとひとこと


スフィンクスは、神話に登場するライオンの身体と
人間の顔を持った神聖な存在。
エジプトでは、王家のシンボルで守護するもの。
メソポタミアやギリシアでは、怪物として扱われて
いた。


最も有名で大きいものが、エジプト古王国時代の
ギザの大スフィンクス。
でもピラミッドと比べると大きく感じない。


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中王国時代以降はスフィンクスの形が変化し、雄羊
の頭部をもつ小さいものが、神殿の入口で守護する
ものとして造られるようになった。
左右にズラっと並んでいて出迎えてくれる。
こちらは愛嬌があってかわいい。

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ルーヴルの『タニスの大スフィンクス』が造られた
時期については諸説あるが、12ユーロで買った
日本語版パンフレットによれば、紀元前1850年頃、
中王国第12王朝アメンエムハト2世の時代となっ
ている。
これが19世紀になって、21~22王朝の首都
タニスのアメン・ラー神殿跡から発見された。
高さは183cmだが、エジプト国外では最も大き
なもの。
だから一応、大スフィンクスなのだ。
全体は赤い色の混じった花崗岩で造られている。
鼻の先が若干欠けているが、かなり若くていい男だ。
そう言えばツタンカーメン王もこんな感じだった
かな。


★ルーヴル美術館のこと(1)


みなさんご存じの世界一有名な美術館。


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その内容は、次回ご紹介する予定。


ルーヴル美術館(1)‥タニスの大スフィンクス
2001.9.9 & 2010.6.21


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