先日イラストの仕事の依頼が入り、ある女性と会ってきました。
今はいろいろ忙しいのでお仕事はお受けしていないのですが、
とてもお世話になった方のお知り合いということでお会いすることに
しました。
仕事の依頼内容は、新しい事業のHPのロゴ、ということでした。
お会いして話を聞くと、彼女はインターネットで生体販売をしていたのですが
法改正により続けられなくなったので新しい事業を始めるとのこと。
その時点で帰ろうかと思いましたが、色々話をしてみることにしました。
私が殺処分ゼロ活動をしていると言うと
「あぁ、ひどいですよね、殺処分」と悲しそうな顔をする彼女。
演技には見えなかったので、きっと他人事なのでしょう。
実際に触れることなく命を買うことで起こる悲劇も全て他人事。
そんな印象を受けました。
「法改正・・・あれはきついですよぉ」と完全に被害者意識の彼女に
「命を守る法改正でなくなるようなものは、なくなるべきなんですよ」
とだけまっすぐ目を見て言わせてもらいました。
そのあとすぐ彼女は「また連絡しますね」と帰っていきそのあと連絡は
ありませんでした。
お世話になった方には、その彼女に命を扱う仕事に二度と携わらせないよう
他の仕事を紹介するよう、お願いしました。
彼女は、ある企業の事務員として働くことになったようです。