2020年になって早くも1ヶ月が過ぎようとしています。みなさま、お元気にされていますか? 今年は、インフルエンザだけではなく新型コロナウイルスが猛威を奮ってますので、、、手洗いうがいを励行して、体調管理にご留意ください。
さて。薫公会YouTubeライブラリーを追加しました。衛藤先生が、1960年にロスでの録音の際に作曲した「箏独奏によるさくら」です。( リンクは コチラ )。
この曲は、衛藤先生の録音も残っていて、YouTubeで聴くことができます。(衛藤先生の演奏は コチラ)。
衛藤先生の録音に前奏はありません。しっとりとした音で始まります。そのためでしょうか、日本を懐かしんでいるような、、、衛藤先生が少しだけホームシックにかかったような、、、そんな出だしになっているように感じます。
私が演奏するときは、前奏が付いているものです。恐らくは、衛藤先生が日本で書き足したのではないかと思っています。私は、お客様の前で何度もこの曲を弾いています。前奏が始まると、空気が一瞬にしてお箏の音に集中するのが分かります。衛藤先生のお作りになった曲を弾くときは、いずれも最初の一音の大切さ、を身にしみて感じます。
今回、薫公会YouTubeライブラリーとしては初めて私の演奏動画を載せました。自分で見るのは、、、ちょっと恥ずかしいです。