自転車はトレーニングジムにもエアロバイクという名として置いてありますよね。気軽に有酸素運動ができダイエット目的に使ってる人が多いと思います。
僕も自転車が好きで、職場が近ければ自転車で通勤したいな〜なんて憧れがあります😊
そんな自転車も乗らない方が良いタイミングがあります。
1.産後
産後は骨盤が安定してません。
骨盤の形状は、逆三角形の仙骨を両側から腸骨という骨で挟んでいます。
つまりサドルに座る事で仙骨の先端が押されて楔の作用により左右の腸骨が開く力が加わります。
骨盤が安定する産後半年ぐらいまでは極力自転車は控えて、正しい姿勢で歩いた方が骨盤の矯正にもなります(逆三角形を抑えて動かす為)
2.腰痛がある時
産後と同様に、仙骨の動きに問題がある腰痛があります。病院や治療院に行くまでに、歩く時よりは痛みが軽減するなら仕方ないですが、なるべく控えた方がよいです。
そもそも人の身体は立っている時よりも座ってる方が腰に負荷がかかりますし、自転車の場合は股関節を曲げる動きが大きく、伸ばす動きが少なくないです。
足首もペダルの上では動く範囲が少ないです。
人間は二足歩行に進化しているので、自転車は非生理的な動きになるかもしれません。
昔、プロロードレーサーの別府選手を情熱大陸で見た時に、時速80㎞走る車に並んでいました
それも驚いたんですが、それ以上に驚いたのは
自転車に降りると「僕、歩くの苦手なんです」そう言いながら、バスやタクシーに乗ってるシーンが印象的でした。
では自転車のメリットを最大限に活かすには?
それは「立ち漕ぎ」です。
立ち漕ぎは股関節の伸ばす動きを意識しやすく力も使います。この時もなるべく足首を意識して力を加えるとより効果があります。
とはいえ実際に立ち漕ぎをする機会はあまり無いと思うので、自転車に乗った後は5分くらい前後の歩幅を広く歩く。これが1番良い組み合わせだと思います