グレゴリー・ペレルマン (ригорий Яковлевич Перельман)


という人物をご存知でしょうか?



稀代の大天才であり、奇人変人のようにも思われている、実に驚愕の人物。



行雲流水 ~動く瞑想~-天才









(ブルーザ・ブロディのようにも見える。)
行雲流水 ~動く瞑想~


このブルーザ...ではなく、グレゴリー・ペレルマン氏のこと、先日新聞記事で初めて知りました。


「数学界で未解決だった超難問7問を「ミレニアム懸賞問題」に指定し、解決した数学者に100万ドル(9150万円)の懸賞金をかけた。ペレルマン氏はこのうちのポアンカレ予想の証明に挑み、見事解決。しかし、懸賞金の授与を拒否。同じく、数学界のノーベル賞と言われるフィールズ賞も同じ理由で受賞決定したが、「自分の証明が正しければ賞は必要ない」として受賞を辞退した。」



ポアンカレ予想とは、1904年フランスの有名な数学者アンリ・ポアンカレによって提出されたもので、以来100年間未解決の難問。

「ペレルマンは以前にも昇進や欧州の若手数学者に贈られる賞を辞退するなどした経緯があり、賞金に全く興味を示さなかったり、自分の論文をあまり公表したがらない性格でも知られていた。アメリカの雑誌の取材に対しては「有名になると何も言えなくなってしまう」と答えている。」



興味のある方は以下のブログ記事に更に詳しい内容が記載されています。

http://blogs.yahoo.co.jp/amatsukaze1/50931480.html


http://books.meblog.biz/article/2037555.html





そしてペレルマン氏はその後大学だか研究所だかの仕事も退職し、わずかな貯金と母親の年金でほそぼそと暮らしているらしい。人前にはほとんど姿を見せない。ひそかにケーラー・アインシュタイン計量(なんのことかさっぱり???) の存在問題に取り組んでいるらしく、消息不明。



まるでツチノコだ!


そのうちこのグレゴリー・ペレルマン氏自体に懸賞金がかかるのではないか?!なんて思っちゃうね。そういえば、上の写真、指名手配写真のようだ。




冗談はこれくらいにして、




僕は心の底から感嘆しました!


現代にこのような人が生きているということに!


この損得勘定まるでなし(もちろん研究ではイヤっちゅうほど勘定してるでしょうが!)の自分の信ずる道をただひたすら突き進むのみの、こんな行為が現代の人間のどれだけの人にできるだろう??



現代の世界世間一般の人は、こんなペレルマン氏のことが奇人変人のように見えるだろうが、はたしてペレルマン氏から見れば、世間一般の人たちのことが奇人変人に見えるのではなかろうか?!


ペレルマン氏は人付き合いがあまり好きではないらしい。




(この人に会ってみたい!)と思わず思わせるほど、そこはかとない魅力を持つ大天才です。アインシュタインに比肩する、もしかしたら今後追い抜くかもしれないほどの天才偉人ぶりです。


それが無理じゃなく自然体な感じがするから素晴らしい!



昔の日本人のようですね。



ひさびさに超ド級の話題です!




しかし、その新聞記事の斜め上には、タイガー・ウッズの離婚で慰謝料615億円なんていう記事があったっけ...ぐぅぐぅ


最後の審判を目の当たりにしたようでした。





このポアンカレ予想というのは、よく分かりませんが、どうも宇宙の構造とかを解き明かすようなものらしく、宇宙の真理を知ってしまった人にとっては、やはり人間界でもてはやされる金や名誉の如何に稚拙なものか、ということをどうしようもないほど完全に悟ってしまうんでしょうね。


どちらが幸せでしょう?(ここでいう「幸せ」とは真の幸せで永遠のものです。)



奇しくも、ついこの間読み終えた「天地明察」の「渋川春海」も当時でいう算術家、今で言う数学者。両者ともに似たような雰囲気を漂わせています。




実に人間は面白い!世界は興味深い!



最近また読書づいてるわ。



1.「ベンハー」 ルー・ウォーレス 著


2.「憚りながら」 後藤忠政 著


3.「天地明察」  冲方 丁(うぶかた とう)著


読んだ。


1.は有名な長編大作映画「ベンハー」の原作。

映画の方を見たことないが、たまたま図書館でチラ見して面白そうだったので借りて読んだ。

面白かった。ので、映画の方もレンタルして見た。

映画はやはり所々端折ったり変えたりしてるので、原作ほどの内容の濃さは失われてるが、その映像の再現力は実に素晴らしい!


イエス・キリストの生涯を織り込みつつ主人公ベンハーの復讐の物語を主軸に、その時代の文化や自然風土、人々の暮らしなどが実に生き生きと描かれ、長編にもかかわらず終始物語にのめりこみ、一気に読み進める。


著者はアメリカ南北戦争北軍の一将軍だったり、その後政治家になったりと興味深い人物。


アメリカの冠たる古典名作と言ってもいいくらいのいい小説だと感じた。



2.の著者は後藤組元組長で一年前に天台宗僧侶として得度された方。

本屋でチラ見して面白そうなので買った。

面白かった。

やはりどんな世界であろうと、その世界で秀で、しかもただ僥倖的に秀でるのではなく自分なりの哲学を持って、ぬきんでる人というのは、素晴らしい感性と洞察力、見識を持っている。


この本を読んでて、時折、勝海舟の「氷川清話」を思い出した。


政治家の裏、権力の裏の世界を痛快に語り、時折日本の行く末を案じ、骨のある本物の日本人の出現への祈りの著書と、何気になっている、そんな気がする興味深い本。



3.は備後有名人レイチェル女史のブログhttp://page.freett.com/rachelM/diary.htm にも出てて、気になってた。

本屋で「憚りながら」を手にした後、この本も目に入り、チラ見したらやっぱり面白そう予想以上に面白そう、を直観して即買い。


案の定、読み始めたら止まらなくなった!


この小説自体ほんとに面白い!

そして同じくらいにこの著者に興味を持った。

まだ33歳と若い!33歳にしては含蓄のある文章を至る所にちりばめ、小説家として大成すること間違いなし的匂いをぷんぷん漂わせて余りある。


この小説の主人公「渋川春海」と著者 冲方 丁(うぶかた とう)がオーバーラップするように感じた。


小説の方も現代の行き詰まった日本人すべてが読むといいんではないか、と思え、日本人であることの誇りを感じさせてもくれる。


古今東西偉人賢人というのは意外なほど多くいるもんである。



願わくば、すべての人がその可能性の引出しを持っていることに気づき、しかもそれが己の思いのままに発現できるようになりますように。




しかし、読書づくのは2~3年ぶりではなかろうか?その間ほとんど本をまともに読んでなかった。我ながら極端だなあ、と思う。


本を自らすすんで買うということも滅多にない。


ほんまに面白そうだと直観できるものしか買わないのであるからして、

効率はいいのはいいが...



しかし、面白い本を読むとほんと楽しい!

なにかこう、知的満足以上の人間の深みが増す快感悦楽といいましょうか、自分自身読んでそう感じる物だけ読みたい主義にて...私の「面白い」の意味はそれである。


しかし、

冲方 丁(うぶかた とう)氏の次作「光圀伝」が楽しみになってしまっている!



 



ブブセラは鳴り止んだ




生命(いのち)の歌は




未来の礎(いしずえ)となり




また歴史をつなぐ




さらばボボティー