不良じぃじの短歌集 -11ページ目

       青空は 深く澄みをり 満月を

        東の空に 乗せて暮れゆく





          あおぞらは ふかくすみをり まんげつを
 
             ひがしのそらに のせてくれゆく

背中

       亡き夫と 語るがごとく 草を取る

       墓石の前に 母の背丸く





         なきおっとと かたるがごとく くさをとる

           ぼせきのまえに ははのせまるく

       雨雲の 流るる沢に ぽつぽつり

      秋の色どり しのびて寄りぬ





          あまぐもの ながるるさわに ぽつぽつり

            あきのいろどり しのびてよりぬ