そのむかし「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」というアニメがありましたとさ。
前作「機動戦士ガンダムSEED」の続編ということで今度は前作では敵だったZAFT所属のシン・アスカを主人公として物語が始まったんですが、中盤から前作主人公のキラ・ヤマトがでしゃばり始め、最終的にはタイトルバックまでキラのガンダムに奪われ。
主人公の座を追われてしまうのでした。
物語の名前を背負ったデスティニーガンダムで戦うのですが、最後はキラの相方的風見鶏野郎のアスラン・ザラの乗るインフィニットジャスティスガンダムにデスティニーガンダムは丹下左膳にされてしまいました。


シンの乗るデスティニーガンダムです。
その余りと言えば余りな扱いにシンに同情する人が沢山いたのか、ゲームなどではちゃんと最後まで主人公だったり、逆にインフィニットジャスティスを倒したりなど優遇措置が取られました。

僕もこのアニメの展開にはかなり納得がいってないクチでして。

去年発売された1/144HGCEデスティニーガンダムが出た時から、いずれインフィニットジャスティスをボコにしてやろうと思ってました。

そしてついに!



そんなのはただの言葉じゃないか…誰がそんな事を決めたんだ!
失っている過去を守るのは間違いで、今ある現実を守る事だけが正義なのかよ!
それを決めて良いのは、あんたじゃない! オレなんじゃないのか!

オレは決めたんだ! 過去を放ってはおかない! 決着をつけるんだ!

と過去に囚われるなというアスランの言葉を一蹴して、デスティニーが見事勝利をおさめるのでした。

まぁアスランもキラも脚本の犠牲者と言えば犠牲者ですし、インフィニットジャスティスガンダム自体はかっこいいとも思っているので、可哀想な気もしましたが、長年望んだ絵をついに完成品させることが出来ました。

はー満足満足