
Ψ筆者作 「収穫2」 F12 油彩 未完
早、冬の冷気を含んだ黄昏の中、枯れ枝が紫色に煙り誠に美しかった安曇野から帰宅したら、家の柿の木には実がたわわだった。早速高枝切バサミを使い、枝ごと地面に積み上げた。これも艶々と誠に美しく、これは描かずばなるまいと思い、安曇野風景とあわせ10点近くの同時進行となった。
高い金を使ってヨーロッパを描きに行っても、庭に咲いた花を描いても、その限りでは絵画に差があるわけではない。こう考えるとモティーフはどこにでもある。怠けてはいけない…と自分に言いきかせる。