青の基本色は
1.プルッシャン系
2.ウルトラマリン系
3.コバルトブルー系
4.セルリアン系
と概ね4系統ある。あとは亜種、「特色」としていろいろある。前回のはその1系、今回のは4系である。サムネイルの画像を見ると違いは明らかだろう。ただし必要な混色はしていて単色ではない。
1はどのメーカーのも色味が強烈で着色力が大過ぎて扱いは注意。2は1と同じく単色は色味が黒っぽくわかりづらく透明色なのでこれも扱いは注意。3は綺麗な色味だが高価なわりには白と混色した2との関係で個性がいま一つ。4はもっと高価でシュミンケのは15ミリットルで普通より小さいチューブのくせに一本7000円以上する。
この中で赤と混ぜて紫にするには2が最適。面白いのは1から4に向かって明度が明るくなるので、印象派風のあまり混ぜない画風ではトーンが作れる。しかしそれは繋がりがないので、古典派風の厳格なトーンは当然無彩色で繋がなければならない。
さて以前このINの案内広告でも出てたがサントリーが自社がハイテクを駆使して作成した「青バラ」をプレゼントするという。この種の景品類には興味ないがこれは欲しい!応募要領は忘れた。しかし一人たった一本である。貴重品なのだ。
フフフ…わが青バラ、高く売ったろうか?!…ととらぬ狸の皮算用!