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筆者作「ブルーライト」(紫、大輪、強香、剣弁・高芯) 鉛筆デッサン

 今年もバラの季節。去年までの反省点を踏まえ青バラシリーズの完成を目指す。今年は大きめの画面に多数のバラを描き込む予定。色彩や質感の表現にも一考。

 ところでよくバラの花束を貰う。別に私に与えられるわけではない。親戚筋のバレエ団公演などで余った花束のおすそわけというわけ。それで気づいたのだが、そういう花屋が扱うようなバラと拙宅らの庭で咲くものとはどうも違う気がする。前者は色、形が良い。というか良すぎる。棘もないのだ。その代わり長持ちしない。方や蝶よ花よ(文字通り)と育てられた温室育ち(これも文字通りか)、方や虫はつくは色は一部変色するは、親の仇きのように棘がついてるは、ヘタすると怪我するは…。しかし野性味タップリ。同じ花でも目的や育ち方の違いでこんなにも違ってくるのだろうか。
 描くにしても観るにしても絵のバラにそんな事も考える昨今。