暗い時代の到来を告げる、不吉な雲が覆う。それは明日の我存在かもしれない。
どうして日本にはこう言う絵がないのだろう?
ものごとをシリアスに受け止めるということが苦手な国民性。ホンネを言わず、ニュートラルでファジ-ならとりあえず安全な市民生活。どこか思わせぶりで、シンネリムッツリしって、禅問答のようなわけの分からないところを権威主義で支える「伝統芸術」。商業主義ドップリのマンガみたいな、明るく楽しく、ハッピーな「現代アート」。
「おまえは社会性を持てないかわいそうな奴」と言う奴には「おまえは社会性の中でしか生きられないもっとかわいそうな奴」と言おう。「敵が一人もいない良い人」というが「敵が一人もいない奴」ほど信用できない奴はいない!
この絵いろいろ考えさせられた。