前にも書いたかも知れないけれど、
ユタカさんを飼ったのはじつに計画的犯行(笑)。
子どもを無事授かって、安定期に入るタイミングで迎え入れようと、
結婚当初から、常々エグさんと話し合っていた。

というのも、
→安定期に入ったころ私の仕事が一段落する
→一日中、面倒が見られる、向き合える
→イヌのしつけが落ち着いたころ、子どもが生まれる
→子どものいい友だちになってくれるとうれしいな!!!

イヌと子どもの相性がいいことは、前からよく耳にしていた。
実際先日の、大阪6日間の旅で確信した私だった。

別冊リツコング-愛犬家の集い

ミスター神出鬼没ことIさんちに遊びに行ったときのこと。
小学校2年だったか3年だったか、2番目のお嬢ちゃんMちゃんが、
ユタカさんのこと、すごく面倒を見てくれた。

別冊リツコング-お散歩中

ビーグル犬の佐助とユタカさんと、
近所の公園まで一緒に散歩に出かけたり。

別冊リツコング-抱き方レクチャー

フィジー・サーフトリップ仲間、O山さんのお嬢さんには、
ユタカさんの抱き方をレクチャーしてくれたり。

別冊リツコング-O山さん親子です

ユタカさん、まだまだ子犬だから、やっぱり気になるのは
他人様の家での粗相……(笑)。
そのことをMちゃんに言うと、「私にまかせておいて!」
みたいな感じで、上手にオシッコ、トイレシーツでさせてくれたり。
いやー、おばちゃん、彼女のひたむきな姿に感動したなー。
ていうかMちゃん、37歳の私より、しっかり者かもしれません……(汗)。

別冊リツコング-佐助ハウス


佐助くん、急にうちのチビッコがお邪魔して、ビックリしたね(笑)。
仲良くしてくれて、ありがとう。


その翌々日、兵庫県某所で暮らす、R子の家を訪れたときのこと。

別冊リツコング-R子親子と


1歳7ヶ月のIRHちゃん。

ネコとは何度か遊んだことがあるけれど、イヌは今回が初めてとか。
最初はお互いおっかなびっくりぎこちない感じだったけど、

別冊リツコング-みんなで遊ぼ

IRHちゃんとユタカさんとの精神年齢がほぼ同じだった。
というのもIRHちゃんのオモチャに興味津々の娘っ子。
イヌと赤ちゃん、仲良くシェアして一緒に遊んでいるではないか!
ふたりで向こうの部屋に行ってなにやらゴソゴソしたり、
楽しげな奇声をあげて、こっちの部屋に戻ってきたり。
この様子には驚いたね。

別冊リツコング-仲良しだね

赤ちゃんとイヌはよき遊び相手で、
その赤ちゃんが成長して子どもになると、
イヌの面倒を進んでよく見てくれるようになり、
彼or彼女のなかで、かけがいのない存在になったころ、イヌは死ぬ。
初めて直面した「死」に、彼or彼女はどう向き合うんだろうね。
将来、獣医になって、大好きなイヌを病気やケガから救いたいと思うのか、
大人になったら、イヌのいた幸せな子ども時代を懐かしく思うのか。

私は子どものころからイヌがずっと傍にいた。
その時間は、ジブンのなかですごくいい思い出として残っていて、
子どもとイヌ、小さい者同士じゃないとわからない、きずなとか友情とか、
そういうすてきなものを少なからず感じておとなになり、いまの私がいる。

だから、そういちろう(子どもの仮の名)にも、
そんな温かい時間をイヌと共有させてあげられたらなぁ……
と思いつつのユタカさん、だったというわけです。


それにしても人生っておもしろい。
何年か前の私だったら、旅にオートバイにサーフィンに夢中になりすぎて、
結婚も、子どもを産むとかも、考えられなかった。
5年前の冬に死んだ雑種のヘン子ちん。
それ以降の人生でまたイヌを飼うだなんてことも、考えられなかった。
けれど、2011年1月に、1年半かけてオートバイやバックパックで回った

世界一周の旅が終わって、「もっと遊びたい」という気持ちが一区切りつき、
「これからはもう一歩、前に進まなきゃ」という感情がわき出してきた。

前に進む=結婚する=家庭を作る=今度は家族と一緒に遊ぼう!!

ひとりよりも、仲間が多い人生の方が楽しいからねー。

でも、そういちろう、めちゃくちゃインドアな子どもになったらどうしよう(笑)。
タンシャとかサーフィンとか、かったりーしー。とか言い出したら。
いいよいいよ、そうなったらお母ちゃん、インドア遊びも対応できる、
柔軟な心、持っているからさ(笑)。
ほら私、手芸部、漫画研究会、美術部、帰宅部って進んできたしー。
一緒に編み物でもしようか!
ゲームでもいいぜ。わりとお母ちゃん、やるぜ(笑)。
って、昭和テイストなお父ちゃん(エグさん)が許さないか(笑)。


以下、大阪の思ひ出写真ザーッとご紹介。

別冊リツコング-ドッグランこちらです

ヘン子ちん時代、ほとんど見あたらなかった高速道路上のドッグラン。
最近はどこにでもあるね。イヌにやさしい社会になりましたのぅ。

別冊リツコング-浜松SAにて


東名高速、浜名湖SAにて。

イヌもヒトもリフレッシュするにはいい感じ。

別冊リツコング-太陽の塔裏側

けれど万博公園はワンコ禁止で残念。
(まんいち逃げたとき近辺の生態系が崩れるから、だそうだ)
公園の外側から、太陽の塔のバックショットと記念撮影。

別冊リツコング-太郎グッズ

太陽の塔、よかったなー。
太郎グッズ、アレコレ購入。
左から、メモ帳、バッジ、マグネット(さっそく冷蔵庫に貼った)。

別冊リツコング-大阪城にて

ユタカさん in 大阪城。

別冊リツコング-お散歩ルンルン

こちらは四条畷(しじょうなわて)市のむろいけ園地 にて。

別冊リツコング-移動中

クルマにもたくさん乗ったね。

別冊リツコング-兵庫方面へ

ユタカさんったら、

別冊リツコング-大阪目指して~

世田谷からほとんど出ないご近所さんBよりも、

別冊リツコング-夕陽の大阪

行動範囲、よゆうで広いんちゃう(笑)?

別冊リツコング-淀川越えて~

お母ちゃん譲りの、テキトウな三半規管の持ち主の娘っ子。
生まれてこのかた一度もクルマ酔いをしたことがない。
たぶんね、初っぱながよかったのだと思う。
ブリーダーさんいわく、
「一番最初、ケージなどに入れてのクルマ移動は100%酔う。
ヒザの上に抱っこしてクルマに乗せれば、ぜったい大丈夫」。
まったく、その通りでした。
その方法でしばらく様子を見て、クルマに慣れてからは
ユタカさんのようにシートにクッションを置いたりしてもOKになるから。
もしこれからワンコを迎え入れる予定がある方、
ぜひこの方法で、旅イヌに仕立て上げてね(笑)。

話は戻って、この旅の間、

別冊リツコング-ほっこり

いろんな人に遊んでもらったユタカさんです。
TK、2泊も泊めてくれてありがとう。

別冊リツコング-家主Mと

ユタカさんの鼻のドアップ写真を撮るのにご執心な(笑)、
エグさんの後輩、家主Mです。
彼の家には3泊させてもらったね。ありがとう。

別冊リツコング-Mっぺ夫妻と

大阪に嫁いだ新婚Mっぺさん、Tちゃん夫妻にも逢った。
おいしいタコ焼き、ごちそうさまでした!

別冊リツコング-KAMAちゃんと

浪速区浪速でサーフショップ を営む、もうすぐ60歳とは思えないほど
筋骨隆々、KAMAちゃんです。ふたりとも目つぶってるけど(笑)。

そういえば大阪・ミナミでは、

別冊リツコング-ギラギラなおベンツです

スワロフスキーだらけのギラギラベンツの目の前で、

別冊リツコング-ハート♪

極上のカニをいただいた。
その間ユタカさんは、お店の前に停めたコインパーキングで
3時間ほどお留守番。

別冊リツコング-Kちゃんファミリー

カニをご馳走になった、Kちゃんファミリーに
「いい子いい子」されている娘っ子です。
ボス、いつもおいしいご飯と、ありがたいお話をありがとうございます!!

お留守番といえば、

別冊リツコング-カツオのカルパッチョ

エグさんと私が、イタリアンに舌鼓を打っているあいだ、

別冊リツコング-牛挽肉とキャベツのパスタです

やっぱり娘っ子は、クルマのなかでお留守番。

別冊リツコング-バルサミコ・チキンです

悪さ、粗相などせず、お利口に待っていてくれる。

飼い主の私が言うのもナンですが(汗)、
いまのところ娘っ子、すごく順調にいい子に育っていると思います。
イビキは日に日にうるさくなっているけどね(笑)。

別冊リツコング-メインです

エグさん大阪時代、ふたりでしょっちゅう訪れた、
コスパの非常にいい、おいしいイタリアン。
ボリューミーなランチコースで1500円! 安い、うまい、幸せ!!
今回、久しぶりに食べに行けてよかったなー。

食後にコーヒーが付くのだけど店主、私のお腹を気にしてか、
「好きな飲み物、どーぞー」って。
なぜなら食後のコーヒー・紅茶・緑茶などのタンニンで、
せっかく摂った鉄分が流れちゃうから。
万年鉄分不足に悩む妊婦、そういう心遣いすごくうれしかったな。

別冊リツコング-炭酸リンゴ

パッと見ビールみたいだけど、炭酸リンゴジュースですよ(笑)。


別冊リツコング-一緒にがんばろうね

大阪からの帰り道、エグさんの仕事の都合で、
愛知県は岡崎市に立ち寄った。
お父ちゃんが商談中、母ひとり子ひとり(厳密に言うと子ふたり)、
近所をブラブラ散歩した。
そうしたら、ひ孫を連れたおばあちゃんがこっちに寄ってきて、
「おまえさん見慣れない顔だな、上◎◎の子か? それとも下◎◎か?」
と、私に話しかけてきた(◎◎は町名が入ります)。
東京ですよ。ダンナの仕事で、ちょっと立ち寄ったんです。
そう言ったらおばあちゃん、目を丸くして「東京!!!」と、驚いていた。
私たちがしゃべっている間、2歳くらいのひ孫とユタカさんは、
いつもの通り、キャッキャとふたりで勝手に遊んでいた。

「何ヶ月だ?」
おばあちゃんは、私のお腹を指さしてたずねた。
9ヶ月なかばです。
「イヌはラクだけど、子どもは大変だぞ!」
おばあちゃんはニヤリと笑い、ひ孫の手を引き帰っていった。

別冊リツコング-今朝です

この写真は今朝、出勤前に撮ったもの。
すっごい風!サングラスしないと大変だー。
風にあおられながら娘っ子と仕事部屋出勤。
あと1ヶ月半後にはユタカさん、お姉ちゃんになるのよ!
なれるかな~?
ユタカさんなら大丈夫よね!!