朝から太陽ギラギラの東京。
「えいや!」っと思い立ち、やっとの思いで仕事部屋に徒歩出勤。


そんななか食欲番長から2通目の北海道日記が送られてくる。
以下、彼の文章。


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霧雨の湧別からサロマ湖を東へ走っていると、
菅笠かぶって歩いてくるタビビトを発見。
3日に1人ぐらいはこういう人に出会う。


「どこまで行くんですか?」


「北海道一周。そっちは?」


「うわ~大変だ。こっちは知床まで自転車」


「ひぇ~そっちも好きだねぇ」


自虐混じりにお互いをたたえ合うのがパターン。
菅笠おじさんは70日かけて北海道を一周中らしい。


「自動車とかだったらあっという間だけどさ」


「でも、エンジン付きの旅には見えないものが見えるもんね」
言い訳のような自己正当化。これもパターン。


「じゃぁ、またな」


名前も聞かずに握手して別れた。
これもいつものこと。


別冊リツコング-北海道一周の人と


(※先日プレゼント したキャップ Teeシャツ 、着てくれています 笑)


網走が近くなったあたりからは
廃線跡を利用したサイクリングロードを爆走。


別冊リツコング-サイクリングロード


途中、「熊出没注意」の看板を見つけたが、
注意してもどうすることもできない。


別冊リツコング-熊出没注意


15:00には網走に到着。
すっかり太陽は力を失って海からの冷気で震えるほどに寒い。
そう寒いのだ!
暑いのがイヤだから北海道まで来たが、
別に寒いのがいいとは言っていない。
夕方になると防寒のカッパが手放せない。
だからというわけではないが、夜は寿司。
オホーツクの海の幸を堪能し、シメはもちろん好物のカッパ巻であった。


別冊リツコング-カッパ巻


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ほ~。
そっちは寒いんですか。
懐かしい響きですね、寒いって言葉……。


暑さが苦手な妹は、灼熱の東京で少しでも身体を冷やそうと、
夕べは冷や汁を作ったの。
翌日(今朝ですね)、キンキンに冷やして食べよう~と思い。


1、冷凍していたアジの干物1枚を焼く。身を細かくほぐす。
2、キュウリを1本スライス。塩もみ。水分をよくきる。
3、木綿豆腐の水分をよくきったら、手でグチャッとつぶす。
4、(1~3)を濃いめの味噌汁に投入。少々煮る。

(そのときショウガのみじん切りを入れると、さわやかな後味)、

5、食べる直前に添えるミョウガ、國井さんちのシソ、ネギをカット。
6、ゴマをすり下ろす→これも食べる直前に振りかける。


別冊リツコング-冷や汁のような


ほかほかの白米に、キンキンの冷や汁をぶっかけていただく。


……予定だったのだが、朝起きて、悲鳴を上げた!


だって冷蔵庫に入れ忘れた冷や汁が、レンジの上にあったのだもの。
冷や汁じゃなくて、ぬる汁……。
(写真だとおいしそうなのだけど……↑)


うわぁ、どうしよう。
それよりも、いけるかな? 豆腐とか、へーき?
くんくん(匂いを嗅ぐ)。
私の野性的には大丈夫。
よし、行ってまえ!!!


あわてて20分だけ冷蔵庫で冷やした。
(冷凍庫は他の食材がいっぱいで入らなかった)
それでも、冷や汁にはおよばないぬる汁だった。
味がよかっただけに、非常に残念な結果だった。
でも、腹はこわさなかった。セーフ!


って、喜んでいいのか、私 ガッカリ

対照的な兄妹ブログは、もうちょっと続く。



*07/10「とうとうバイクで北米横断しちゃいました」リブロ池袋本店 にてサイン会
*07/01「
とうとうバイクで北米横断しちゃいました」(
産経新聞出版 )出版
*06/24 二輪専門誌MOTONAVI (VOICE Publication)連載エッセイ
*06/23私のブランドCYC人気のボーダーロゴTee、新色発売