「スノーホワイト」(Snow White & the Huntsman) | RIVERのブログ

「スノーホワイト」(Snow White & the Huntsman)

日進月歩で進化し、虚構としての映像の面白さ、

そして迫真性の強力なツールとなっている

コンピューター・グラフィックス(CG)技術。


本作「スノーホワイト」は、虐げられし者の反撃、

美しい自然の奪還と、多くの人が期待する勧善懲悪の展開を

踏襲し、卓越したCG技術を駆使して、薄幸な美女白雪姫と

邪悪の権化である不老不死の女王との対決を描くことで、

人間の生き方としての持続する“勇気”の美しさを

描いている。


“魔女”であり、白雪姫の継母の座を奪いとった女王

ラヴェンアを演じるシャーリーズ・セロン。

どんな役でも監督の意向通りに演じ切るシャーリーズの

鋭い眼光が、哀しい過去を背負い、自分の美貌を永遠に

追い求めることを生きる源としている“女”の内面を表現する。


愛する妻を殺され、束縛されない一匹狼の生き方をする中で

刺客として送られたが、白雪姫を助けることになる狩人、

愛する父親を殺して継母となる女王ラヴェンナを殺害し、

暗く荒廃した領土を明るく実り豊かな土地に戻すことを

誓う白雪姫、そして白雪姫を助ける7人の小さな森の狩人達。


海の生物、山の生物が共存する、幻想と恐怖に満ちた暗い森、

黒曜石をイメージした黒い兵士達、カラスの群生からなるラヴェンアの黒いマント、

海に面した黒い城、そして監督がイメージしたシルクの光沢をもつ黄金色の

ミラーマンと続編が楽しみな一作。




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