当分の間 MTB Rider になります。 | Cycle-Life(旧:おやじ、自転車ロードレースを走る)

なかなか仕事の忙しさから逃れる事が出来ていません。そもそも “逃れる” とかその手の類のものではないのですが、平日に時間が作れない状況が続いています。それも仕方ないことなので、週末は乗るように心がけています。

 

いつもなら “(ロードバイクを引張りだして) どこにロングかけに行こうかな?” となるのだけれども、最近はちょっと違う傾向にある。最近は “どの林道に入ろうか?” が常だ。

 

そんな備忘録的記録が今回の内容です。

 

 

 

 

 

 SuperCaliber でどの林道に入ろうか?

 

ここ最近はこれしか考えていないような気がする。その理由は、今年は開催されるであろう(そう願っている)SDA王滝という目標があるから。5月のSDA王滝は中止だったけれども、9月のそれはきっとやるはず。ならば、それに向けてトレーニングを積上げておかないと、100kmカテで完走を果たすことは出来ない… 絶対に無理ってことは火を見るよりも明らか。

 

となれば、やるべきことは単純明快。ダートでの100km / 2,500UP に耐える事が出来るフィジカルを手に入れること。

 

これはMTBでダートルートを上るしかない…と言うことで、ショップスタッフに我が町の近郊にある35km / 1,000UPの林道に連れて行って貰った。たったの35kmなのだが、いまの私にはライフを空にするには充分過ぎるコースプロフィール。重い車体で慣れていないダート、下りに入っても休めないダート。35kmしかないのか…と思っていたスタート前の自分に喝を入れてやりたいと思った戻ってきた自分。これは相当気合い入れないと100kmなんて夢のまた夢だな…とその一日で悟る。

 

 

 

 

この一日を経験して、私の頭の中は “どの林道に入ろうか?” で満たされることになる。9月までにダート100km & 2,500UP をこなせる様にならなきゃいけない。でもこれはあくまでもミニマム条件で、本当はこれ以上を走れるようになる必要があることを忘れてはならない。

 

 

 

 アウトドアコーヒーも忘れずに…

 

当初からやりたかったことの一つに “MTBで山を上り、景色のいい場所でコーヒーブレイクをする“ というものがあった。それもキッチリと実践する。バックパックにコーヒーセットを忍ばせて山を上り、景色のいいところでお湯を沸かし、その時間を利用して豆を挽く。大自然の中で淹れるコーヒーの美味いことと言ったら!思っていた通りの “至極のひと時” が待っていた。

 

 

 

 

荷物がちょっと増えようが気にすることのないMTBの世界。自転車は野外スポーツではあるが、MTBはちょっと違う、野外をさらに飛び越えて “大自然の中でのスポーツ” だ。人工的な音が全くせずに聞こえるのは “風に揺らぐ木々の音と鳥のさえずりと自分の呼吸のみ” という世界。

 

こんな世界に身を置けるMTBという乗り物を手に入れる事が出来て本当にラッキーだった。今年乗れるようにする為に予算を大幅に超えても購入を即決した当時の自分を褒めてあげたい。