4月28・29日
食育心理研究所初のスペシャルセミナーは、お陰さまで両日ともに、
たくさんの皆さんのご参加、サポートをいただき感動の二日間となりました。


 

 

共催いただいた
一般社団法人グランドマザー様
超健康コンソーシアムのみなさま
青森、岩手、秋田、兵庫、福岡、大分・・と遠方からの皆さまも含め、

平日の午後にもかかわらず
お時間を作って集まってくださった参加者の方々
細やかな準備をお手伝いいただいたスタッフのみなさま
本当にどうもありがとうございました。


1日目  4月28日は、 
東京科学大学湯島キャンバスにて
 『食と免疫力、オーガニックの新常識』をテーマに
葉子クリニック院長 内山葉子先生
東京科学大学准教授 安達貴弘先生
一般社団法人グランド・マザー代表 前島由美先生に登壇いただきました。





内山葉子先生からは
「食と免疫~オーガニックはなぜ必要か~」

へ向けて
①病気と薬 ②腸内環境③食事と栄養、免疫④慢性疾患について⑤オーガニック食品はなぜいいのか
という5つの観点から、学会や学術論文、臨床の現場からの幅広い講義をしていただきました。

薬剤耐性に起因する死亡者数推定にも驚きでしたが、、

この問題は、動物にも、土にも(農薬という形で)すべての分野にいえること、

「私たち人間だけが健康になればいいというものではない」というお話と共に
「薬剤耐性ワンヘルス動向調査」の動向も、「なぜオーガニックが必要なのか」という問いに直結しています。





そして、薬は腸内細菌へも影響し、農薬は土壌の微生物に影響すること、

「微生物の種類の豊富さ=栄養素の豊富さ=解毒力の優秀さ」

「これまでの生物学とこれからの生物学」

「何を消化し、何を吸収するかが大事」…

今回、5つの領域からお話いただいた食・免疫・オーガニックの必要性は、

すべての分野がつながりあい、影響しあい、

冒頭にお話になられた

「わたしたち人間は、すべてがつながって健康がおこる、

 そこに境はなく、衣食住すてべが大事」というところにもつながりました。

 

各分野での掘り下げられたお話の中には、

胃酸や消化酵素、代謝、腸内環境、

自己免疫疾患や糖尿病への有害化学物質の影響、

藻場の減少など、オーガニックへの活動の裏付けとなることもたくさん出てきましたが、

 

「栄養は、食べたものをいかに消化・吸収したかが大事」

「まずは当たり前の食事を」

「まわりを責めるのではなく、

 いい、悪いで決めつけるのではなく、寛容さも大事で、

 まずひとつ始めてみよう、まず知っていただくことが大事」とのメッセージは、

 

常に「バランスが大事」といわれる葉子先生の発信が集約されているように感じました。

安達貴弘先生からは

「食による免疫と神経への影響 

~農業から医療まで、持続可能な健康長寿社会の実現~」をテーマに、

分野を超えて総合的に捉えてこられた研究の数々、

また世界初のリアルタイム同時測定の画像なども含め、奥深いお話をいただきました。





免疫とは?病気を予防するには?

免疫細胞の顔色を見るということ、生体の微細な異常の検出(前未病、超早期未病の検出)

食べたものは、腸でどうやって認識されるのか?

そして、「超健康コンソーシアム」で行われている

農業から医療が一体となって持続可能な長寿健康社会の実現に向かわれているお話が続きました。
 

専門的な映像や資料もたくさん見せていただきながら、

周産期、乳幼児期は環境要因による影響を受けやすく、

将来の健康に影響することや、微細な炎症でもさまざまな病気の原因となる「病態連関」、

炎症を抑えるIgAなど、しっかりインプットさせていただきたいことばかりでした。

 

多角的なご研究、実験から

「食で免疫力と行動も変わる」ことを実証されていることも
たいへん心強く、多くの方に知っていただきたい真実です。

 

さらに、超健康コンソーシアムで目指す「健康寿命の延伸、格差のない健康」は、

枠組みを超えての健康、種を超えた健康、世代を超えた健康…と、

すべてを統合的に捉えることが土台にある冒頭のお話とつながりました。
 

前島由美先生からは
「八世代先の子どもたちのために今できること」

子どもたちの現状、

ここまでの感動の道のりとこれからの課題、

八世代先の子どもたちへ向けてのエピソードが丁寧にちりばめられ、

何度も観ているのに「ゆみの森こども園」の子どもたちの動画には、会場の皆さんと一緒に涙・・でした。

 


今回、葉子先生と由美先生、安達先生と葉子先生は、

初のご対面でしたが、医療と現場、研究と3人の先生方は異なるところからのお話にもかかわらず、

統合的な視点、境はなくすべてが大事、責めるのでなく寛容であること・・・と、

根底でつながっていらしたことにも深く感動いたしました。

 

 

 

講演終了後には、懇親の時間もあり
ゆめの森ファームの大麦ココアもいただきながら
参加の皆さんの楽しい交流の場となりました。

 

 

 


急遽の開催ではありましたが、

今、この時代に、本当に知っていかなくてはいけない情報と心の在り方が、

まさにバランスの中で融合されたような1日となりました。

 

 

 

4月29日『今、心と体の健康を守るために』

 

2日目 4月29日は、練馬区のアンミッコ保育園さん

 

 

をお借りして
内山葉子先生、前島由美先生、汐見稔幸先生にご登壇いただきました。

 

 

 


素敵なアンミッコ保育園さんの園舎内の見学も含め、皆さん始終和やかな空気の中
先生方のお話に熱心に耳を傾けていらっしゃいました。
 

 

 

 

 

今回、

内山葉子先生からは「デジタル毒」のお話。
参加の皆さんと一緒に私も初めて聴くお話で、衝撃とともに、

なんとかしなくては・・・と危機感を覚える内容でした。

 

 

「原因不明のだるさ、疲れやすい、頭痛もち、よく眠れない、

落ち着かない、体のあちこちがかゆい、乾燥肌、抜け毛が多い、

集中できない、物忘れが増えた、筋力の衰えを感じるなどの症状がみられる人が急増しています。

これらはもしかすると電磁波の影響かもしれません」と冒頭に書かれている

ご著書『デジタル毒―医者が教える健康リスクと【超】回復法』内山葉子先生著・ユサブル)

 

※『デジタル毒』ご注文はAmazonから 

https://www.amazon.co.jp/dp/4909249346

 

 

 

 

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こちらは手元にあったものの、

やはりリアルにすべてを統括したお話を伺うと、

人体への影響、子どもたちのへの影響、

デジタル毒の入り口は目と皮膚にあること、

細胞に与える影響、脳に与える過剰な刺激、

子どもたちへの影響が懸念される「デジタル中毒」の問題…。

学校現場でのデジタル化も含め考えていかなくてはいけないことは山積みだと感じます。

それでも
日常生活での対処法として、

電磁波は距離が近いほど影響が大きいので

体から離すことや機内モードの活用など、

すぐできることもお話いただき、

改めて、知ること、学ぶこと、そして選ぶことが大事だと思いました。

前島由美先生からは

「八世代先の子どもたちのために今できること」

現場の子どもたちの姿だけでなく、農業と福祉の連携や、

ギフテッドの子どもたちの姿、

全国の動きなど、感動のエピソードとともに届けていただきました。
 

由美先生の親子まるごと受け入れるかかわりの真髄はこちらの書籍で
お読みいただけます

 

 

 

「輝きを取り戻す発達障がいと呼ばれる子どもたち」
ご注文は、どう出版へ

 

 

 

「輝きを取り戻す思春期の子どもたち」
ご注文はどう出版へ

 

また、当日あっという間に完売しました、大麦ふりかけ、大麦ココアは
ゆめのもりファームからご購入いただけます。
保育園給食にもぜひ、おすすめです!
 

 

 

 

汐見稔幸先生から、総括『未来を生きる子どもたちへ』

のご講義をしていただく中、

子どもたちが幸せに生きるために私たちは何が今できるのか・・・

知って声をあげていくことの重要性を広い視野から訴えてくださり、

この日に得た情報をいかに、落とし込んで未来へ繋げていかなくてはと、身が引き締まりました。

 

 

 

 

 

 

2日間、ありがとうございました

 

 

4月28,29日は急遽開催することになり

準備期間も短い中


細やかな準備をお手伝いいただいたスタッフの皆さん
たくさんのサポートをしていただきました。

本当にどうもありがとうございました。
 

 

 

 

 

 

 

アンミッコ保育園の先生方
無農薬の食材を届けていらっしゃる株式会社ケアコムさんにも、

たいへんお世話になりました。

 

 

10年前の前島由美先生との出会いのきっかけを作ってくださった、

わらべうた研究家 久津摩英子先生、
管理栄養士 小町みちこ先生もいらしてくださり、

原点に帰って、また新たなスタートをきったような素敵な再会となりました。

 

 

ミネラルハート実践講座でご縁をいただいた皆さん
地域を超えて交流しながらサポートしてくださって
ありがとうございました。

これからの活動の力になります

 

 

 

 

 

 

こうして、ご縁のある方々が集い、
同じ場所で一緒に学び、日常に持ち帰り、

活かしていくことが、きっと大きな渦を作っていくことになるでしょう。

食育心理研究所では

 


食と心につながる実践を広げるミネラルハート実践講座と並行して
さまざまなテーマを追って
皆さんと共に学び合い
たくさんのエネルギーを充電していく場を
今後も作っていきたいと思っています。

 

どうぞよろしくお願いいたします。

今回、共催いただきました
一般社団法人グランドマザー様

 



超健康コンソーシアム様

 

 



本当にどうもありがとうございました。


今後の講座、セミナー情報など
随時、こちらの公式ライン・公式サイトで発信いたしますのでご登録ください。

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最後までお読みいただきありがとうございました。