愛しい3の日を君に贈る -10ページ目

愛しい3の日を君に贈る

この人生を命ある限り届けたい。

あの頃の私にはもう一つ好きな場所があった


あの赤い橋の近くの駄菓子屋さんの裏…

決して煌びやかな感じで無いのだけども

ガラス戸の隙間から見えるのは


「文房具」


何故かあの世界に惹かれてしまう

機能的なもので無くて良い


温かみのかんじる

鉛筆

消しゴム

ノート


今のように

シャープペンシルが当たり前では無かった時代


畳2枚程度小さな空間をすり抜けながら文房具を見つめて歩く経路がたまらなく好きで

何かが欲しい訳でも無いのだけれど


あの空間に包まれている心が和むのも

子供の頃の記録がそのまま大人になっても覚えていて

文房具を見ると今でも何を買うでも無く何時間でも居続けてしまう