68さくら咲く | 愛しい3の日を君に贈る

愛しい3の日を君に贈る

この人生を命ある限り届けたい。

『これ!』

『こっちの方がいいんじゃない?』

『…』


い母親との会話で想定内のいつもの展開

決定権はいつも無い


…が

今日だけは特別だった


半分母親の気持ちに添いながら購入した

「勉強机」


そして


真っ赤な「ランドセル」

パカパカ何度も開けて将来の夢を詰め込んだ

まだ、身体が小さいくらいにみえる


外の世界が桜色に色づき始めた


もうすぐ…

ピカピカの小学生


肌寒い


桜の花びらが肩にとまりそうな日々に

また、新しい春が来た