一応職場では役付きなので、いろんな責任が回ってくる。
品質等については、基本的に自分の目でチェックして確認していれば問題は起きないが、人間関係は本当にいつ亀裂が入るかわからない。
気づいたら、仲たがいがエスカレートして大喧嘩になっていることが多々あった。
といっても僕が喧嘩するのではなく、スタッフ同士が喧嘩をする。
非を認めないことや、思いやりが足りないといったささいなことが、喧嘩の火種になっていくようだ。
火種が炎上する前にケアをするよう心掛けているが、火種に気づかず、以前スタッフ同士が大喧嘩して大量退職してしまうという失態をしている。
人間関係は、日本でも難しいなと思ったが、言葉と文化の違う台湾にいると、さらに難しい。
ただ、こういうことを経験していると、大事なのはすべての言葉が通じなくてもコミュニケーションをはかり、火種を察し、問題を取り除いていくという流れは作れるようになってきた。
チームワークが壊れないようにするのも、僕の1つの大事な仕事になっている。
仕事もスポーツも大事なのはチームワーク。
できれば、本当の一枚岩になっていければと願いながら、仕事にあたっている。