演武会 | 宅男の台湾日記

宅男の台湾日記

 台湾に移住した津軽衆の宅男(中国語でオタクのことを宅男と呼ぶ)です。
 武術、読書に関しての宅男ですが、雪国津軽で育った僕には、南国台湾の風がとても暖かく感じます。
 台湾で思ったことや出来事など、駄文で綴っていきます。
 

 先日、台中で行われた演武会に参加してきた。

 本来なら、体になじんだ八極拳で演武に出たかったのだが、老師の指示により、太極拳で参加してきた。

 この太極拳をちゃんと覚えたのは4月。そのため、まだまだ動きは整っていない。

 一応形だけはできている状態で、付け焼刃のごとく、毎日何回かコツコツと練習してきた。

 試合はもう数えきれないほど出場しているが、演武というのは初めてなので、違った緊張感がある。

 実際に出場して感じたのは、緊張すると演武の方が難しいということだった。

 試合なら、体になじんだものをぶつけていくだけでいいが、演武は決められた動きを続けなくてはならない。

 そして観衆が大勢いるので、緊張すると次に何をするか忘れてしまうのだ。

 一応一通り演武をやったが、緊張のため、太極拳の流れる動きができなかった部分がある。

 次回は、槍の試合に出るが、今後も演武に積極的に参加していきたい。