武術の縁 | 宅男の台湾日記

宅男の台湾日記

 台湾に移住した津軽衆の宅男(中国語でオタクのことを宅男と呼ぶ)です。
 武術、読書に関しての宅男ですが、雪国津軽で育った僕には、南国台湾の風がとても暖かく感じます。
 台湾で思ったことや出来事など、駄文で綴っていきます。
 

 今日、近くの公園で八極拳の練習をしていたら、知らない人に話しかけられた。

 僕のやっている八極拳の練習に興味を持ったらしく、少し話したところその人は陳式太極拳をずっとやっているということだった。

 僕は、以前から陳式太極拳にとても興味があった。

 なぜなら、陳式太極拳は、実戦の太極拳で激しい動きの練習も含めて体を練っていると聞いていたので、実際どんな戦い方をするのか見てみたかったのだ。

 今日、偶然とはいえ、陳式太極拳を使える人と会ったため、技術交流をした。

 太極拳の推手と呼ばれるものをやってみたのだが、簡単に崩されてしまった。

 触れたところからすぐに崩される。

 これは、日本で習っていた意拳に近い感じもしたが、太極拳の方が柔らかかった。

 返そうとすればするほど、すぐに崩されてしまうのだ。

 実に不思議な技術だと思ったが、陳式太極拳はこうした崩しの技法を徹底して練習するのだと教えてもらった。

 一朝一夕にできる技法ではないが、本格的に太極拳をやっている人と交流ができて実にいい時間を過ごすことができた。

にほんブログ村 格闘技ブログ 中国武術へ
にほんブログ村