7月に入ると京都の鉾や山町では祇園さんのコンチキチンの音色が響くようになります。
四条の商店街でも祇園祭仕様の提灯がかけられ、町は祇園祭一色に。
このコンチキチンの音色に誘われるように、いつも以上にこの時期は京都に通ってしまいます
梅雨明け前で蒸してるし、とっても暑いけど、でも、この時期の京都が大好きです
その京都にちょうどお仕事にいらっしゃっていた弥生さん
午後の時間ちょっとだけお仕事の手を緩める時間が取れたそうで
祇園祭鉾建て見学会となりました。
と、その前に
水曜日は組みひもの日
相変わらずストラップを組んでいますが
この7色に。
細かな色指定が出来るのも、昇苑組みひも教室に通っているお陰。
私が唐組を組めるようになるのは遥か先
組みひも教室のMさんに組んでいただきます。
出来上がるのは秋。
楽しみ~~
そして、組みひも教室終わって、めぐみさん と向かった四条烏丸。
弥生さんの京都の引率の古都さんとメールで待ち合わせ場所のやり取り
「四条烏丸交差点の北西角で」
・・・
それって、ど~~こ~~~~
東西南北の感覚がね、ないのよね~関東人だし。
それでも大阪に住んで5年になろうとしてますが、いまだに駄目です
関東に比べて関西、特に京都の方は東西南北の感覚が発達しています。(と、思う)
マルベリーさんと待ち合わせても
「地下鉄出たら西に行って」
と言われて
西ってどっちとなる私です
函谷鉾
お屋根の飾りや塗り、彫刻、素晴らしい~
函谷鉾の由来は
戦国時代、斉の孟嘗君は秦の昭王に招かれ、宰相に重用された。しかし讒言によって咸陽を脱出して、函谷関まで逃げたが、関の門は鶏が鳴かねば開かない。配下が鶏の鳴き声をまねたところ、あたりの鶏が和して刻をつくったので見事通り抜けたという
と、いう中国史話に基づくそうです。
私は浴衣。
めぐみさんは着物に半幅帯
帯の形、とってもかわゆ~~い
普通の半幅帯より長いんですって。
函谷鉾が鉾建て一番進んでいました。
まだ、じぇんじぇん出来てないわ~~~
だ、大丈夫かしら
間に合うの~~~、と心配になるくらい。
(菊水鉾さんは、ちょっとだけですがお茶席の関係も合って親近感がある鉾さんです)
でも、何やら凄い人だかり
聞いてみると
「これから真木建て」
だそう。
ひゃ~~~~っ
祇園さんの鉾建ては何回か見ているけど
弥生さん、後姿で登場
鉾から50メートルほど離れたところから綱を鉾と結んで人力で引いています。
凄く大変そう~~
そうして、少しずつ上がって
角度も直角に近づいてきました
頑張れ~
と声かけたくなります。
近隣の会社の窓からも鉾建てを見学していらっしゃいますね~
いいな~特等席だわ
真木柱が建ちました~
見学の人々も思わず拍手~~~。
お疲れ様でした。
一日中でも見ていられる。
絡げをしていらっしゃいました。
祇園祭の鉾は、こうして一本の釘も使わず「縄」だけで組んで行くのです。
この縄で鉾を組み立てることを「絡げ」と言います。
絡げも、その鉾町によって技法が様々あり、組み方も違います。
巡行の日は、この鉾にお囃子の鳴り方さんも乗り込み、10トン以上になります。
ちなみに昨年の最重量は月鉾の11.88トン
その重さに確り耐え得る絡げを施す技術。
その技術も代々鉾町に受け継がれている伝統です。
毎年、見ていて思うのですが
ここから一日経って



