関西のお正月行事はえべっさんまで。
お正月三が日を過ぎて、えべっさんの声が聞こえ始め、そして終わるまでが
何となくお正月特有の高揚感みたいなものに満たされています。
その、えべっさん。
全国的には毎年1月10日の朝、西宮神社で行われる「福男」行事が有名だと思います。
朝6時に「かいも~~~~ん」の掛け声にあわせて神社の門前に集った人々一斉にスタート
約300メートルを駆け抜けて1着になった人に「福男」の称号が与えられます。
他にもえべっさん特有のしきたりというか行事も様々です。
関西、中でも京阪神で賑やかに行われるえべっさん。
今年も行ってきました。
まずは、10日に京都宮川町にある
四条通りから、宮川町のゑびす神社さんまでずっと露店が出て賑わっています
季節やその時々の行事で変わる商店街の提灯や暖簾。
えべっさん仕様になっていました。
えべっさんは毎年日にちが決まっていて
10日が本宮。
その前後
9日を宵宮
11日を残り福と言いますが京都のえべっさんは更に前後に1日ずつ多く
8日を招福
12日を撒福と言うのだそうです。
露店の賑わいを見ながら、えべっさんへ
えべっさんは夜が賑わうので10日の本宮でしたが、混雑もそこそこ
お参りもすんなり出来ました。
えべっさんには福男だけではなく
福娘もいらっしゃいます。
どちらかと言えば「福娘」の方が人気です
とってもおきれい
こうして福娘さんに笹とお飾りなどを授与いただいて
ま、私は大阪住まいなので地元で笹は授与いただくことにして
ちょうど、この日
祇園の歌舞練場で藍染の作品展が開かれていたので
目の保養に行ってきました
都をどりが行われる4月の頃は賑やかですが
じっくり見ると
歌舞練場の瓦
ちゃんと「歌舞練場」の瓦なんですね
枝垂れ桜が美しいお庭も、今は静か~~に
一人で行くのは「いざ」という時、心細かったので助っ人をマルベリーさんに
ほほほっ2人で行けばへっちゃら
な~~んにも買わなかったけどお土産頂いちゃった
続いては
宮川町のえべっさんは京都のえべっさんなら
祇園にも、ちゃんとえべっさんがいらっしゃいます。
それは
八坂さんの山門を抜けて右手に進む
いつもは、そのまま直進して八坂さんでお参りしますが
今日は祇園のえべっさんにご挨拶。
ちゃんと「祇園のえべっさん」像がありました
八坂さんでは三社参りのスタンプを授与いただきました
マルベリーさんはね
昨年も祇園のえべっさんにお参りされていたので
準備万端
三社参り、曲がったりしないようにとクリアファイルを持参してました
どうじゃ、な満面の笑み
続いて
竹の笹に、それぞれ謂れのあるお飾りを選んで付けて行きます
勿論、有料
時に「えべっさん」ではこうして笹が重要な役目を担っています
笹は縁起物の松竹梅の竹の葉で「節目正しく真直に伸び」「弾力があり折れない」「葉が落ちず常に青々と繁る」といった特徴から家運隆昌、商売繁盛の象徴となりました。
~京都ゑびす神社さんHPより~
笹に、こうした縁起物のお飾りを付けるのは関西独特ですよね。
関東だと、酉の市とかが似ているお祭りなのかなと思っております。
さて、お参りも無事に済みましたので・・・
祇園NITIさん
夜も雰囲気良いですよ~~
オープン当初から通っていますが、2階のお部屋に通されたのは一度だけ
紅雲さんと 初めましての時でした。
その時の日記
2010年だったのね~~
あっという間ですわね
今日も1階のフロアです。
ディップに付けて食べます
焼きたての、かきもち美味しい
NITIさんでゆっくりしてから
辺りを散策
佳つ乃さんのお店
この時、ふと
「べんがら格子の向こうからよう見てはるで~」
と今年の新年会で聞いた古都さんの 言葉が蘇る・・・・・
紅殻格子とは
細かな木を縦と横に組み合わせ、中からはよく見え ますが外からは容易に見えないようにする防犯上の機能ももっています
外からは見えないが中からは良く見える
し~~~んと静まり返った祇園の路地
祇園の門松
松の根もしっかりついてます
こちらは
お茶屋さん
舞妓ちゃん、芸妓さんの在籍分かるようになっています。
舞妓ちゃんと芸妓さんで色分けもされていますね
祇園をてくてくしていると
出来立てきななアイス
メニューも増えていました
ちなみに、マルベリーさんは・・・自粛しときますわね。
おやちゅ2回の祇園散策で帰途につきました
きぬたやさんの藍染小紋
帯〆は五島紐
帯留は琉球ガラス
髪は今年初
キヌさんで結っていただきました。
今年も一杯通います
無事に折り目が付かないように持ち帰りました
さ、続いては
大阪のえべっさんへ
続く。