11月のお茶会シリーズ![]()
お釜が開き風炉から炉へとかわる、11月。
この時期、大きなお茶会も各地で行われます。
毎年11月2日、3日の両日、神戸・有馬温泉では「大茶会」と呼ばれる
お茶会が開かれます。
表さんと裏で隔年奉仕のお茶会。
今年は裏のお当番でしたので、同じお社中“一団”
で
行ってきました。
朝8時に梅田発の直行バスに乗って約1時間で有馬到着
受付を済ませ、案内図と冊子をいただきます。
有馬温泉街の中にお茶席が点在しているので
各お茶席はバスで移動します
受付では、このような冊子になったお会記がいただけます。
開くと
お席のお道具などが一目で分かるので、便利ですし記念にもなりますよね![]()
では、まず1席目の立礼席へ
この日の有馬温泉、着物姿のお茶人さんで物凄い混雑。
お茶券2日間で2000枚以上発券されているそうで、朝9時で既に3席待ちとか・・・
それを聞いて、立礼席へ急いでダッシュ![]()
・・・っが![]()
やはり2席待ちだった~~![]()
お席に入るまでは紅葉を見ながら過ごす
なんせ、一行10名![]()
待ち時間に、よう喋る、喋る![]()
写真を撮ったりして、1時間が過ぎる頃
お席入り~
一昨年は強風の中の立礼席でお干菓子が空に舞っちゃた事件
とか
あったそうですが今年は良いお日和に恵まれました
さ、お席が終わったら、またダッシュ
忙しいですっ
バスに乗って本席へ
有馬温泉内で一番有名といっても過言ではない
はあ、通り過ぎるだけなんて勿体無いわ~
有馬大茶会に参加される方、前日から温泉に泊まっている方も多いとか
いいな~~。羨ましい。
2年後は皆で泊まりましょう
などと話しながら
お茶室へ移動
ホテルの広大な敷地を贅沢に使ったお茶室に到着
お待ち合いに50名が待てるスペースがありました。
本席も50名を一回で、と当初は考えていたようですが大混雑な中
出来るだけ入れてしまおう、と思ったのか私達の席には70名
入っていました。みちみち。
有馬グランドホテル
お茶室の前で。一応若手
と先生でパチリ
ささ、続いては
点心席へ
またバスに乗って移動して
この、急な階段
階段を昇りきったら
山菜蕎麦でした。
時間は既に午後2時を回っていました。
お茶席は、残すところあと1席。
ですが、最後のお席午後2時の段階で3時間待ち
帰りのバスは予め予約していてバスの出発時間は午後5時40分・・・
間に合わな~~い。
ここで、最後のお席を諦める先生たち。
ですが、若手
は折角の機会だからとバスの時間を最終の午後7時に
取り直して最後のお席にも入ることにしましたが、それでも午後5時まで
こちらのお店、佃煮屋さんですが秋の時期限定で出される
最後の1袋を持つのはFちゃん
Tちゃんの持つ温泉サイダー
こちらも有馬名物です。
こうして、あれこれお買い物を楽しんでいると時間は間もなく午後5時に
有馬の大茶会は1590年に太閤秀吉によって盛大に行われました。
その当時を偲び、毎年茶会が催されています。
秋の一日
と
寝起きの小夏さん、興味なし
栗には興味ないのね~~
帯も紅型
帯〆は昇苑組みひもさんの丸ぐけ
一応厄除けになるのかな?7色入ってます。













