9月12日は中秋の名月でしたね
様々な場所から多くの想いを寄せて眺めた名月。
祈りが届きますように・・・
12日はお昼から京都に行きました。
祇園・花見小路へ
一力さんの門、お直しされてました。
この暑さのためか、難しさのためか
「もう1ヶ月近くたつのに一向に終わらへん」と言われています。
何でも一人の職人さんだけで、お直しされているそうです。
温習会です
季節やイベント毎に変わる提灯です
この道の突き当たりにあるお店で30分。
「ぎょくえん」さん
巷で有名な行列の出来る「カキ氷」のお店です。
7月、8月は長~~~~~い行列が途絶えず
私が京都に行くのは何故か水曜、木曜が多くて
ぎょくえんさんの休業日で、なかなか行けないお店でした。
でも行きたい
で、9月に入ったし平日だし、と
午後2時の開店に合わせてお店に行ったら
既に20人近く並んでる
ひゃ~~~相変らず、なのね。
ま、京都も猛暑続いているしね
まだまだ、カキ氷が欲しい季節だわ。
祇園のキヌさんで髪を結って頂きました
今日はマルベリーさんとmiyuさんがご一緒です
お店はこじ~~んまりとしていて
4人がけのテーブルが4つほどに、畳の小上がりが一つ
畳みの席に座りました。
このお席、テーブル席と離れていて、落ち着けました
いちごみるく金時
miyuさんと私、オーダーの
黒糖みるく金時
氷をどうやって削ればこんな繊細で雲のようになるんでしょうね
口の中で溶ける感覚が、感動~~~
日本一美味しいと言われるのが良く分かります。
氷の中に入っている金時もお豆がしっかりしていて甘さ控え目で
とっても美味しかったです。
ぎょくえんさんのカキ氷は10月一杯までされるそうですので
飲み物ですね
もう一杯飲もうかな~~~と思ったんですが
次の予定があったため諦めて不満な図
午後3時過ぎにぎょくえんさんを出ました。
ぎょくえんさん、今年一杯でお店を閉めるという情報もあるのですが
どうなんでしょうね。
あんコーヒーも飲みたい(これは、ホントの飲み物ね)し・・・
風情あるお店、無くなってしまうのは寂しいです。
さて
次なる場所には
鴨川から、桂川に。
鷺さん見つけた。
京都の川はお水がきれいです。
渡月橋。
嵐山に来ました。
そこから、さらに15分
今夜、お月見が行われます。
大沢池にはお月見の準備が既に整っていました。
当初の予定では
後ろの龍のお舟に乗って大沢池からお月様を愛でる予定でしたが
到着した午後4時で既に舟券の午後6時~8時は完売
5時の回が残っている状況でした。
舟券を発売する2時間ほど前から並ばないと夜の回は入手できないそう
残念~~~
でも、大覚寺ではイベントが多くされているのでそれを見ながらお月様の「出」を待つことにしました
大沢池をぐるっと回って蓮の畑へ
盛りを過ぎていたようですが、それでも2~3の桃色のお花が見えました。
空がみるみる暗くなってくるな~~~
と、思っていたら
キターーーーーーー
雨の中でも5時になり出発するお舟。
大きな木の軒下で暫しの雨宿り
スコールのような雨は30分ほどであがりました。
雨上がりのお空には夕焼け
副席になります
ご門跡寺院さんですので、菊の御紋のお干菓子を頂きました。
淡雪のような優しい口どけでした
一瞬静まるお席。
次の瞬間、
ひゃ~~~
きれいね~~~
と声が挙がり、暫し興奮
一息ついたところで
お道具を。
蓋置はまん丸うさぎさん
お棗は、お塗の鈴虫さん
葉の藍が良いですね~
と、一通り見て、ふと外を見ると
ありゃ、お月様小さくなった。
雲もちょっと出てます
こちらのお月見舞台では6時30分~大僧正の講和が行われます。
桃山時代の書院造りの正寝殿
12室の各部屋には日本を代表する画家の絵が飾られています
日も暮れてきました。
大沢池では大僧正の講和に続いて心経を
とても厳かな気持ちになったお月見の夜。
大覚寺のお月見の夜はお茶席がもう1席ありました。
本席は副席と違って人数限定のため、早めにチケットだけ購入していましたので
お茶室
鵬雲斎大宗匠の揮毫とお伺いしました。
本席は表千家さんが担当されていらっしゃいまして
着物姿3人がお席に入ったら・・・
お茶をされている方でしたら、なんとな~~くお察しはつくと思いますが
恒例行事のような事が起こり
「いやいやいや・・・っちょ、っちょっと待って」
と言っているのですが
高~~~いお席になっちゃいました
ただね、お釜をかけていらした先生、とっても魅力的で楽しい方でいらっしゃいまして
緊張しながらも、笑って楽しいお席となりました。
許可を頂いて写真を撮りました。
茶箱のお点前をされてらして
表千家さんで茶箱をされるのは珍しいそうです。
最後に冷や汗でしたが
帰りは、またバスに乗って京阪四条で降りて・・・
ふっふ
まだ帰りませんよ~
だって、今日はカキ氷飲んだだけ
おかるさん
飲み
ました
冷麺も美味しいんですが、おかるさんのチーズカレーうどん名物です。
蒸し蒸しした一日でしたが、そんな時でも食べたい(飲みたい)おうどんです
きものは竺仙の松煙染め
帯は、夏にヘビロテした祖母からのもの
帯揚げは母の箪笥から蝶々の地紋で所々に注し色があります。
この色を出すのが難しい・・・
帯〆は赤白の平打ち・井澤屋さんのワゴンセールでした
夏物がなかなか手放せません。
髪はキヌさん。
大阪の中秋の名月です。