T先生の和裁教室に通い始めて、早2年。
この2年で名古屋帯1本、長襦袢3枚、水屋着1枚を仕立てました。
長襦袢1枚に最初は半年、2枚目は4ヶ月、そして3枚目は2ヶ月で出来るようになり
なんとな~~く着物を「縫う」構造がわかってきたかも
と勝手な自信をつけた私が次に取り掛かったのは
単衣の着物
それも3枚同時進行
さて、どうなったでしょ~~か
まず、5月の中旬も過ぎた17日
T先生の教室に反物3枚を持ち込んで、一気に裁断
バックの中から次々に反物を取り出す私を見て先生が
「これ、みんなべにさんが縫うのん」
と不安そうに聞いた。
「はい、全部。で、6月に着るの」
ピンクベージュの花唐草の小紋
オレンジ花柄小紋
青の綿紬
先生ほぼつっききりで3枚裁断して、まずは身頃の記しつけ
ピンクとオレンジはお袖を1尺5寸に。
また、反物の幅もまちまちで裄丈がピンクは1尺8寸5分
オレンジは1尺7寸5分(反物幅がとっても短いので精一杯出してもこれだけ)
青は1尺8寸
とそれぞれ違う~
なんだかややこしいけど
とにかく、裁断完了~
(ちなみに、この日は洋服着てます。思いっきり後ろ向きですが・・・)
そうして、ここからは自宅でひたすら縫って縫って縫って
背縫いして、背伏せもつけて、脇縫いして、裾、とひたすら絎ける。
時には見守り、時には糸にじゃれつき、着物の中に入り込んだりしてました
そうして3枚の身頃が出来たのが5月終わり・・・
6月間に合うかしら
いや、絶対に間に合わないと覚悟したので、とりあえず、着る予定があるものから作る、に計画を変更
で
お袖に取り掛かる。
丸みもちょっとかわいく作りました
いつものことながら
えへへへ
神の手登場~
襟をつけているんですが、右側を私が縫っている間、左の褄先の始末をしてくれています
そうして
6月4日
つ・い・に
むほほほほっ
初、単衣出来ちゃった
家に帰って吊るして見ると
んんんっ

