2月のお話を3月に入ってからする無粋をお許し下さいませ~~
瞬く間に過ぎていった2月でございました
日々の忙しなさに追われる間のひと時
お茶の世界に触れて、背筋を正して、また忙しなさに向かう
の繰り返し~
それでも、仕事以外の何か、と向き合う時間は大切にしたいと
思っています。
そんな、2月のお茶あれこれ
13日は生國魂神社さんでお祝いの茶会
お稽古場の大きな先生方とご一緒に参加しました
朝、8時30分に集合
前日までは大阪は5年振りの雪
どうなることやら・・・との杞憂も
すっきり澄み渡る青が美しい一日でした
お濃茶
お薄
点心
と頂いて
ねっ、大きな先生方ばかり
記念のお祝い茶会でしたので、お道具も素晴らしく見応えあるものばかりで
眼福~な一日になりました。
17日の夜には
「茶道教養講座」
なるものに出席
毎月、茶道に沿ったテーマで各界の知識人方を講師にお招きし様々な角度から
茶道の精神を深めていく、そうです。
この日は
京都工芸繊維大学名誉教授の先生による
「茶室について」
「台目」の茶室について詳しくお話いただきました
楽しくて、更に興味が湧いた90分
講師をされた中村先生が最後に持論を交えて
利休の美意識をまとめられました
異風になく
結構になく
さすがに手際よく
目に立たぬ
深い、深い茶道の世界ですね。
月に一度の楽しみが増えました
そして
26,27日は所属する青年部の新春茶会
前日の準備から27日当日は
朝7時30分集合
早い~~~
半分うとうとしながら、今年3回目となる生國魂神社さんへ
一気に目が覚めました
前日までのお天気予報は曇りのち雨
天気予報さん、見事に外れてくれてありがとう
新春茶会では点心席のお運びを担当しました
燗からはじまり
八寸の焼からすみ、おたふく豆
椀物のほたてのしんじょう
ほうじ茶
と席が始まると次から次へとお出しするものがあり中々忙しい
来て頂いたお客様と一番接するきかいがあるのも
点心席
多くの先生方と得難いお話が出来て楽しい経験でした
一日終わって
寺岡多佳先生干支の兎
ぷくぷくな兎ちゃんが愛らしく跳ねていました
水仙は、こんな感じでしたよ。
(ひぐちゃん、どお?)
後に薄茶席からお干菓子をいただきました
青年部は月に一度はどこかしらで茶席を設けるようで・・・
無理せずに参加して行こうと思います。
13日と27日は着物と帯同じものでした
着物は加賀友禅の訪問着
帯は宝尽くしの柄の袋帯
13日
小物を変えてみました~
小物だけでも雰囲気変わりますよね
今年、お嫁に迎えた宝尽くしの帯
かなり気に入っています
と、いうより宝尽くしの柄がかわゆくて~
小紋が欲しい、と思うこの頃です
2月最後の
28日はお茶のお稽古
毎月最後のお稽古は「花月」をします
濃茶付き花月
貴人清次
としました。
「お花は何て名前ですか」と伺うと
黄花万作と利休椿
だそうです
黄花万作
「変わったにおいがするわよ~」と先生が言われるので
生徒みんなでかわるがわる、におう
確かに、漢方のような香り~
茶花もその季節に沿ったものが生けられていて勉強になります。
祖母の箪笥から持ち出した小紋
母の箪笥からの椿の帯
帯揚げは井澤屋さん、黄色に緑の飛び絞り
帯〆は五嶋紐
3月はお呼ばれお茶会が2回、楽しみです