もとは、着物お出かけ友達のひぐちゃんが「松園」と1年くらい?前から
松園の絵のことを良く聞いていて
奈良・学園前にある松柏美術館に松園さんの絵を観に行ったりしていました
その
上村松園さんの多分、これまでで最大と言われる展覧会が京都・近代美術館で
行われていると聞き
11月の始めに一度行きました。
これは、その時の写真
賑やかなご一行様でございました
で、今回の松園展は前期と後期で作品が幾つか入れ替わると言う事で
だったら「後期も見たい」とひぐ嬢よりリクエスト
だったら「ランチも」は、私
2人の要望も入れつつ、いつものようにmarunekoさんも巻き込んで
上村松園展、後期を観に行ってきました
レストランの予約の関係から
今回は美術展ランチの流れ
地下鉄・東山駅に11時に集合
早速食べてる~~
だって、ランチ時間まで間があるし、ね~~
祇園饅頭さんの、栗大福です。
出来立て、作りたて
お大福を食べながら白川沿いをてくてく歩いて美術館を目指す
なにやら川底を探っています
川の流れに足を取られないように、必死で踏ん張っている姿がなんともかわゆい
鴨さんの姿に癒されつつ
はい、到着~
柄・柄で合わせちゃったからちょっと煩かった??
昨日の金曜日の嵐のような雷雨と風が空を綺麗にしてくれたみたい
ま、彼女が着ている時点で私には小さいから着られないのよね
ありがとうございます
緑・緑の配色のハナミズキ
私は
ピンク・白のハナミズキです
こちらと
「舞仕度」
好きな絵です
女性として生きる気品と強さを松園さんの絵からは感じます
「青眉抄」に描かれているエピソードに
展覧会で展示中だった松園の絵「亀遊」が何ものかによって、その絵の顔の部分が汚されてしまった
それを発見した事務員の方が
「誰かにあなたの絵が汚された、そのままにしておいてはみっともないから朝のうちに来て直してください」
そう言ったそうです。それを聞いた松園は、その事務員の謝罪の言葉もなく責任のない言い方が気に入らず
「卑怯な行為です。絵はそのままに、こっそり直すなんて虫のいいことは出来ません」
そう、突っぱねたそうです
このエピソードを知ってから一層身近に松園さんの絵を観る様になりました
精神も大好きです
ただ、きれいなだけの、儚い感じの美人画ではないのです
強く逞しく、そして美しく生きている、生命力溢れる女性が多く描かれていました
幸い、今後も奈良の松柏美術館に行けば松園さんの作品のその幾つかにはいつでも逢えるので元気と勇気が欲しくなった時には行こうと思っています。
さ、目が満足したので
ランチ
今回のランチは京都のイタリアンレストランの中で唯一ミシュランで☆がついた
「ルンガモ」さん
旧名がリスタ・ジョルジオ・ピンキオーリ
なかなか予約が取れないレストランです。今回も1ヶ月前から予約しました
まずは
アペタイザーでチーズを焼いたパリパリのおせんべいのような・・・
風味豊かでした
秋鯖です
軽く焼いてあって手前が茄子のピューレ、後ろ側のはクスクス、が下にあります
出されるお料理とのバランスも考えられていて美味しい
出される直前に、カルボナーラソースをお皿にふわっとかけます
で、そのソースを絡めると
トマトとパンチェッタが良いアクセントになっています
カルボナーラにトマト?と思いましたが、相性の良いトマトを使っているんでしょうね
良く合いました
今回はみんな、お肉
牛ハラミ肉です。下にはブロッコリーのグラタン
南座がきれいに見えます
床の季節も良いかも
栗のテリーヌ・カルバドスのアイス
巣篭もりの形をしたのは中に小さなチョコレートを詰めたシューに上からモンブランを
栗、を表現しています
栗のイガイガは細いパスタを揚げて
栗の皮はチョコレートで作られていました
とっても凝ったデザート、勿論、美味しい
私は
にゃんこが来た
凄い
どれも美味しかったです。
2時間ゆっくりお食事を楽しみました
また行きま~す。
さて、このあと祇園界隈の着物小物屋さんを何件か見て回り
お二人とは午後5時にお別れ。
私は、待ち合わせ
とりあえず、お昼の部は終了
つづく~