北海道、札幌へは仕事も含めて何度も。
訪れた季節も様々
で、毎回のように行くと必ず食べるもの
それは
お寿司
ただ、これまで何度も何度も札幌や小樽でお寿司を食べましたが私の選択が悪いのか大満足、最高に美味しいと思えるような出会いはありません。
観光客によって開発されたお店が多いから行く時のタイミングもあるんだろうな~と思っていました。
今回は
ここ1ヶ月のうちに2人の方から
「ここは美味しい」と言われたお店
一人はお茶の先生
9月始めに北海道でお茶関連のイベントがあり地元のお道具屋さんに紹介されて行かれたそう
もう一人は大学の時からの友人で今は札幌で新聞記者をしている
「ここのお店はおすすめ出来る」
と言われた。
全く違う流れから同じお店が美味しいといわれた。
何だかちょっと期待した
けど、同じくらい不安もありました
そうしてお店に到着
地下鉄大通り駅から直結しているビルの地下にあるお店
目立たないし、しかも地下にあるお店だから一見さんは入りにくそう~
まず、飲み物を~
「すず音」がある
しかも、このすず音・・・
9月に新発売されたばかりの
幸せの黄色いすず音
お店はカウンターとお座敷
カウンターは全部で10席ほど
全て予約席となっていました(私たちがお店に入ったのは午後5時30分すぎ)
予約時に
「お任せで予算は〇〇くらいで」とお願いしていたのと、お茶の先生から
「うにが最高に美味しかった~」と聞いていたので予め「食べたい」とリクエストしていました
で、まず
うにが来た
塩水うに、どす
季節的には終わってます。9月が最後のうに、でも今回お願いしたら手を尽くして探して下さったようです
「いつもと仕入れる場所が違うから」
と大将さんは仰っていましたが
一口食べて・・・
すんごく美味しい甘くて上品。とっても濃厚で丁寧なお仕事をする料亭で出される昆布だしのお味がほのかに残る
ちなみに、うには3月4月が良いそうです。4月に再訪ね
塩にだけ漬けた、いくら
いくら本来の味が堪能できます
普段は、いくらを食べない相方さんが、わしわし食べてます
左から
鰤のトロ
後ろは赤身
ぶどう海老
ひらめ
エンガワ
それぞれの味を堪能~
鰤は
まず、トロを食べる
次に身を
それぞれの味の違いと美味しさを感じます
ぶどう海老はみそも頂きました
頭の中に苦味を感じる袋が有るそうで、それを大将さんが取ってくれて
「ここのみそをちゅ~~っとすすってね」
と出してくれました
臭みが全く無いのです。幸せ~
ひらめは塩が振ってあるのですだちをちょっと絞ってそのまま頂く
つま、も変わってます
白いのは大根ではなく山芋、お塩を振りながら食べる。これもしゃきしゃきの食感が良いです。
脂も良くのってる毎日でも食べられるわ~
鰹なの
気仙沼産だそうです
たたきになっていますが薬味や醤油はつけずに「塩」でいただく
赤身のお魚がちょっとというか、かなり苦手な私・・・
ここまで凄く美味しかったのに~
ちょっとハードルが高いのがきたわ~~と恐る恐る口に
「ん・ま~~~い」
苦手な鰹を克服出来た
でも他のお店では食べられないでしょうね~
手で裂いて出されました
こうすると独特の歯応えが楽しめる、からだそうです
確かに、違う。そして、こうして食べたほうが数倍美味しい
の大将さんの問いに
「もう一品食べたい」とお願いして出してもらった
ねぎまとほっき貝のひも焼き
ねぎまはまぐろの筋を焼いてあって、脂が良く回っていて柔らか~い
炭でちゃんと焼いてた
さあ、ここから握り~
ぱっと見いかつい感じですがお話をするととっても気さくで優しい、おと~さんです。
お仕事もてきぱきと、包丁さばきもすばらしくリズミカルでお寿司を握る音が、これまた素晴らしく良かった
お店はかなり明るめな照明
「ネタを綺麗に見せたいから」
だそうです。
清潔感も完璧な店内だから、ほんとうに綺麗でしたよ~
お店のスタッフの方もきびきびと動いていて素晴らしい接客でした
大間のまぐろを漬けにしちゃったんですって。
しかも半年
軽~く、燻製のようになっていたけどこれはこれで本当に美味しい
江戸前とは違うお仕事をされている握りでした
・実は一番最初にだされたのは
くじらのコロ
「海のバターです」
と言って目の前に出されたコロ。本当にバター。口の中に入れたらとろっと溶けちゃった。
その溶けたバターがご飯と出会って、最高に美味しおす。
いかソーメンよりちょっと太めに切って出されました
これにも塩をふってあるのでそのままぱくっと
時々出てくる、お塩にも秘密がある。
味が違う。岩塩じゃない、藻塩に近いけど、それとも違う。美味しいお塩です
これは色を壊さないように白醤油に漬けてあります
海苔もなんか違うの~
聞いたら、海苔もちょっと凝ったものを使っているそうです。
拘りが凄い。でも押し付けてなくてさらっとしているお店の姿勢がもっと凄い
こちらの握りを出したがためにお昼のランチで海老を必ずつけているんですって。
お茶目な大将さんです。
えびと違ってとろ~んとしてます。
塩で食べます
穴子の身が厚い。ふわっふわの穴子。究極の外かりっ中ふわっ
これは普通でしたわ。
私が、このほっきの歯応えがあまり好きじゃないというのもあります
ただ、とても新鮮。さすが北海道
細かい骨があるからと骨切りして出されました
淡白かな?と思って口に入れたら、違った~~
鰊、美味しい
今日は「まぐろ・かつおがたべられない」いつもの私じゃないの
頂きました
こちらのまぐろ、筋が無いでしょ
筋と筋の間の身を頂くのです。贅沢な食べ方
とろとろで良いお味
うに~~~
お腹一杯。びっくりするほど食べました。
お会計も予め値段は言っていたものの調子に乗って食べたし握りも10冠以上食べて、相方さんは合間に飲むし・・・
でも、ここのお店なら、と思って見たら
安い、安い、安すぎ~~~
んっ一人分??でも安いと思ったくらい
ランチはなんと1000円台から握りが楽しめるそうです
すし処 佐藤さん