休日のお昼
相方さんと、ランチに行ってきました。
「無茶苦茶沢山量が出て大満足出来る」と、そのお店に何度か行ったことがある同僚から聞いていて一度行ってみたいなと思っていました。
とにかく、量が凄い、とのことなので
朝は野菜ジュースのみ。
普通の方よりは食べられると自負する
夫婦2人がお腹を空かせて伺いました
木田さん
お店は心斎橋の雑居ビルの6F
繁華街の中で、夜は雑踏の中でしょうが休日のお昼ならそんなに煩くは感じないでしょう。
お店は小料理屋さんといった雰囲気
カウンターで頂きました
まずは、こちらが出されました
ウェルカムドリンクならぬ
ウェルカム・おかゆ![]()
写真だと大きさが分かりにくいのですが、杯よりちょっと大き目の器
秋の七草のお粥さんです
萩・ききょう・葛・おみなえし・なでしこ・ふじばかま・すすき
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これが、前菜![]()
この前菜とご飯だけでも充分だと言う方も多いかも。
こんなに多彩な前菜は初めてです。嬉し~~![]()
左手前の杯は食前酒として出された、手作り梅酒
とろっとしていて美味しい
前菜の一番大きな器は曲げわっぱの水指しです
この中には
はもずし・蛸ときゅうりの和え物・冬瓜・ぜんまいゼリー寄せ・こいも
秋梅人参・大根・梨のコンポート・くり
小鉢は
滝川豆腐・もずく芋・なす和え物・順才・かぼちゃ饅頭
目にも楽しい彩りに溢れた前菜。
記憶に残るような品数でした
煮物椀
東海道蒔絵のお椀・輪島塗
餅花あげ・大根おろし
お出汁が絶妙、ちょっと濃い目のお味付けでした
お造り
こちらも凄い![]()
氷室造り
氷室の中には
天然の鯛・帆立のあぶり・まぐろ・いか
小鉢は
かき(この牡蠣の下にはきんぴら牛蒡が敷いてありました・斬新なお味)
塩辛・湯葉うに・胡麻豆腐・スプーンがついているのが茶碗蒸し
わさびも摩り下ろしたて。風味と辛味が良いです![]()
ここまでで折り返し
かな
とお店の大将さん
噂通り・・・
これで折り返し、なのね・・・
沢山食べられると思っていた私達、ですがちょっと不安になりました
鯖すし・たまご・パンロール・こんにゃくで作った赤とんぼ・冬瓜で作ったかえる
箸休めじゃないわ~~![]()
短冊のお皿に入っている箸休め、オレンジの色合いをぱっと見「ほうずき?」とおもった私
うずらのたまごを色付けして、柿のように見える細工をしてありました![]()
強肴
子持ち鮎
鮎も今年最後ですね~
骨まで柔らかい鮎
蓼酢はシャーベットになっていました。面白い。
続いて、またまた大きな器が![]()
蓋を開けると
しかもどっさり![]()
加茂茄子・万願寺とうがらし・車えび・きす・金時芋・かぼちゃ・玉ねぎ
ここで大将さんから
「お腹一杯になりましたか?」
と聞かれ
「はい、もう大満足
」
と言うと
ふふふ~~ん、と、一瞬とっても嬉しそうなお顔をされていらっしゃいました。
カウンターのお席でしたが満席で忙しそうなのと寡黙な雰囲気でしたので、あまりお話は出来ませんでしたが時折見せるお茶目な言葉がとってもステキでした。
因みに私の隣に座った方はお造りあたりで「もう無理や~」と言ってタッパーにその後のお料理を詰め詰め、こちらのお店、食べ切れなかったお料理は「タッパー」で持ち帰っても良いそうです。タッパーは持参だそうです。
ご飯ものです
器も年代を重ねて大切に使われているのが分かるものばかり
栗ごはん
粗汁
お漬物
ごはんは、大将のご実家のお米ひのひかり
お漬物はおばあちゃま譲りの30年以上の糠床で漬けられたもの
食事の最後にお腹一杯、心もほわほわと温かくなれました
自家製のアイス
バナナのシャーベット
濃厚~
と、ここまでがお昼のコース
お値段、なんと¥3500
もうびっくり。
メニューは毎月変わるそうで、10月は松茸ですって~![]()
お腹空かせてご一緒してくださる方いらっしゃいましたらお知らせ下さ~い![]()
さて、帰り道
こちらのお店から自宅までは地下鉄の駅3駅ほど
お腹一杯だったし、歩いて帰りました。ちょっとでも動いた方がねっあれだけ食べたしねっ
なのに、帰り道、見つけちゃった![]()
日月餅さん
フランボワーズ大福
さすがにお店では食べられないので(お腹一杯で)お持ち帰りしました
着物だと食べられない?と思うのは違いますよね。
慣れ、もあるでしょうが私の場合は洋服、特にスーツとか着ているときのほうがはるかに食べられませ~ん。
帯は名古屋のポイント柄
帯締めは昇苑組みひもさんのハナミズキ
帯揚げは薄い水色にブルーの絞り
単衣で歩いても平気になりました~![]()
秋到来を実感した日












