3連休の最終日はお稽古に通っている先生宅での茶会がありました。
この茶会では大きい先生方中心ではなくお稽古に通い始めて、茶道を始めて~間もない生徒さんたちが中心となって茶会を催しています。
今月始めに催された待兼庵の茶会と同じく茶会前日から玄関先のお掃除など設えを造り、今回は蹲のお掃除など、結界をつくったり楽しい時間を過ごせ、茶会当日には100名近いお客様にお越しいただき、中には外国からのお客様も・・・通訳頑張りましたが、1ヶ月前に勉強した言葉忘れているし・・・
積み重ねの大切さを改めて実感しました。
猛烈な暑さも、思い出になりました~~
当日、朝にお道具など幾つか写真に撮りましたので少しだけご紹介
鵬雲斎大宗匠筆 直心是道場
花
むくげ 秋海棠 花石昌(野洲)
花入
被雷竹 坐忘斎御家元在判
香合
唐物 船
~
来週には大阪の夏を彩る天神祭が行われるので、祭、をテーマにした茶会です
香合の船は、天神祭の船渡御からイメージしました
竹に落ちた雷の後がくっきり残っています。
今回は先生のご指導のもと、少しだけ灰型もさせていただきました。
難しい~~~~
先生の作られる面は迷いがありません。
一指しで、すーーーーっときれいでよどみのない面が出来上がります
まだまだ、これから頑張らないと、と思うところが沢山です
また、真塗の長板が鏡のようにきれいでした。
こんなにきれいに映し出されていると向き合う気持ちも一際引き締まります。
かわゆく、致しました。
型物には赤で氷。夏、一杯感じていただけたでしょうか。
こちらの干菓子の器は青海盆
銀製で、手打ちされた波模様が青い海をれんそうさせるところから青海盆と呼ばれます
10代中川浄益
お茶碗も楽家9代了入あり千家十職、即全ありと普段ではなかなか見られない触れないものばかりで、もてなす側のわたしたちも興味津々でした
数茶碗は、スタッフも持ち寄り、私も祖母のお茶碗(藤田喬平先生の青のガラス茶碗)を持って行き沢山の方々に触っていただく事が出来、嬉しかったです。
ちょっと前後しますが・・・
先生と懇意の画家の先生から今回の茶会の「祭」をテーマに描いていただきました。
太鼓を叩いている場面です
お星さまを散りばめました
この、結界、英語で説明するのに四苦八苦しました~~
当日の着物は
竺仙の浴衣に水色の紗献上の博多帯
帯揚げは、えり萬さんの白に青の飛び絞り
帯締めは、昇苑組みひもさん白・青のハナミズキ
朝、5時起きでしたが、一日があっという間に終わりました。