12日、月曜日
山鉾の曳き初めに参加してきました
四条通りに面した鉾が午後2時から30分刻みに、一般市民が曳ける機会とあって
今年、最初に曳く事が出来る函谷鉾(かんこぼこ)の前には多くの人が集まっていました。
午後2時近くなると引き綱がかけられて、鉾の中にお囃子さんたちが次々と乗り込みます
運動会の綱引き、で使ったような縄
ですが、この縄もとても神聖に取り扱いをされていて
「決して跨いではいけない」
と厳重注意がありました。
必ず、縄を上に上げて潜って行き来をするのだそうです。
お囃子さんたちも乗り込み完了。鉾の中に入る階段も外されました
お囃子さん、屋根の下にいらっしゃいますが何人位いると思いますか?
この日は40人
巡行の日は60人も乗るそうです
鉾ってそんなに広くありませんよね。詳しい事は分かりませんが4畳もない位です。
そのスペースにどうやって60人も乗るのか。かなりな密集具合なんでしょうね。
その中でお囃子を奏でる、伝統行事、守る方も大変
そして鉾の前には2人の(この方たち、何と言うんでしょう)
どこの鉾にも必ず2人の男の方が扇子を持って鉾の進め、停まれ等の指示を出します
祇園囃子が流れ始めました~
周りに集まった方々から自然に拍手が沸き起こる
さあ、準備完了
「はい、引いて~~~~」
函谷鉾の係員さんの指示で縄を持った約300人が一斉に鉾を曳きます
と、同時に
私の草履が片方脱げた~~~
咄嗟に前にいたイルマーレさんが拾ってくれたんですが、運動会の綱引きのような腰を下げての姿勢だった為、バランスを崩してしまいイルマーレさんが危うく転がりそうに・・・
直ぐに、近くにいた係員の方が補助してくださったので事無きを得ました
周りの皆さま、ご迷惑をお掛けしてごめんなさい。
その後は順調に引けました。
函谷鉾の曳き初めが終わり
続いては月鉾へ
(お顔が映っているものもありましたので画像のサイズを小さくしました)
そして、この日の最後に
長刀鉾の曳き初めもあります
やはり凄い人気で、ここは「ゆっくり見よう」と言う事に
他の鉾の2~3倍の人だかり
密集具合がよく分かります
真ん中にいらっしゃいます。
この曳き初めで太平の舞もご披露していらっしゃいました
両隣には禿(かむろ)くん
17日の巡行当日さながらに祇園囃子が奏でられ、進む鉾を曳いたりできて楽しい一日でした。
因みに、この鉾曳きに参加すると「厄払い」になると言われています。