茶会が始まりました~
ブログっ子がた~くさんいるし、気兼ねしない人たちばかりが集まったので、皆さん茶室に入った途端
「ぱしっ」「パシャっ」と
落ち着いた所でお菓子をお持ちして
「可愛い~」と言ってもらえて嬉しい
主菓子は
日月餅さんで今回の茶会用に作っていただいたものです
「水草」
七夕の雰囲気を取り入れてかわゆく、涼しげに。のリクエストに見事に応えて頂きました。
上品なきんとん、お味も絶品でした
お干菓子は
緑寿庵清水さんのサイダーと桃のお味の金平糖
振り出しでお出ししました
えへへへへ・・・
手順抜かしちゃった~~~
水指しの蓋、また開け忘れた私、これで何回目・・・
棗もガラスなんです。蓋は黒柿
建水、蓋置もガラス
主茶碗も。
今回のお茶席での私の持ち込んだお道具は全て祖母のものでした
このガラスのお茶碗は生前、懇意にして頂いていたガラス作家の藤田喬平先生のもので大事にしていました。
前日にお道具を箱から出して茶室に並べているときから何だかとっても懐かしくて
当日、お茶巾などを仕込んでいるときに凄く不思議な感覚というか、お茶碗の色が昨日見たときより濃くなっているような感じがしたんです。
お点前中も茶室に入る西日なのか、氷柱の氷に反射してなのか分かりませんが、とってもキラキラしていてお茶を点てて、最後に「の」の字してすっとお茶筅を引くときに思わずうるうるっと・・・
高校生の頃、祖母と自宅のお稽古場にいるような感覚っていうんでしょうか。
お茶が、自分で言うのもなんですがとてもきれいにクリーミーに泡だち良く点てられていたんです。時折、祖母が「きれいに点てられたね」って褒めてくれる事もあったのですが、この点て方なら褒められるかな(お点前はぐだぐだでしたが)って。
祖母が藤沢からはるばる大阪まで来ていたのかな~
た~だ~、手順すっとばした孫に「喝」って生きていたら言っているかもしれません。
祖母の残したお道具の数々は私が茶道に向き合う、改めて好きになる切っ掛けを沢山与えてくれています。
いつか、もっともっときれいなお点前で「宜しい」の言葉がもらえた、と思える様になりたいものです。
祖母に見守られているような、そんな幸せな感覚にとらわれた一瞬でした。