昨日は、和裁のお稽古に通っている先生の「別宅」で茶会をひらきました。
大阪大学のキャンパスが目の前に開け、先生のお宅も、もとは学生寮だったそうで
その寮を20年前に購入し、以来、週末や季節の度に訪れては少しずつ改装、改修して
更には、茶室まで作ってしまうという・・・
何とも面白くて楽しく赴き深いお宅が出来上がったのです。
茶室の名は
「待兼庵」
前日、土曜日からお道具を運び、当日はスタッフだったので何かと忙しくて、あと、デジカメの写真が
取り込めないのについついデジカメで撮影してしまって・・・
明日辺りショップで再度検討してきます。
携帯で撮影した写真は2枚だけ・・・
ブログっ子の方が何人かいらしていたので、写真があったら教えてくださ~い。てか、下さ~い
これは、前日に撮りました
茶室は2階にあるのですが、茶室からは今が見頃の八重桜が窓一面に
まるで絵画のようで見事な借景
お茶室は、和裁の先生と、そのご主人が2人で本を見たりしながら「手作り」した
文字通りのご夫婦の共同作業
ほっこりした空気が漂う茶室です
お点前は難しかったんです・・・
様々いつもと違う勝手で
んん
ん
まっ、いいか
ここに置いちゃえ
んん
場所がない
じゃ、こっちに寄せちゃおう
と手作り茶室は新しい発見が一杯
お点前をしていて妙に楽しくて途中で「うふっ」と笑ってしまった私。緊張すると笑いが出るので
緊張もしていたかも
後で先生に
「なんでお点前していたとき笑ったん」と不思議そうに聞かれてしまいました
それは、そうですよね
お点前さんがむふむふ、にこにこしながらお茶を点てている姿はちょっと・・・かなり不気味だったかもしれない
ただ、いらして頂いたお客様はお顔とお名前が一致している方ばかり
お点前さんがお道具の説明をしながら進めたり(私の場合はむふふとしたり)、末席にいたのに、いつの間にかお運びを手伝っていたり
気の置けない方ばかりで本当に楽しい、ゆるゆるとした温かな気持ちに満たされた一日でした
勿論、大きな名前のある先生のお茶席ではこういったことは許されませんが
この「待兼庵」は特別
何をしても許される、というのとは少し違うのですが
大きな基となる「道」は外れず、外さずに、ゆるやかにお客様を出迎えて余計な緊張を強いず
「楽しかったね」と言っていただけるような茶会であれば、
こういった形もステキだなって思えました。
茶会が終わって
スタッフだけで反省会という名のおしゃべり会
結果
6月の終わりの浴衣茶会
11月の口切り・紅葉の茶会
12月の忘年・クリスマス茶会
と今年はあと3回は茶会をしようと
えらいこっちゃ