世間は自粛、自粛ですが、下半身の自粛が出来ません!



僕です!




右手の濃厚接触の毎日ですね…





100%ファッションブログですので…










今回は久々この人の登場です。




「おう‼️木曜18時いつもの和食屋な‼️」




ただ場所と時間だけ伝えて颯爽と電話を切る我孫子の社長…僕は了承もOKも言ってません。




これは法的な効力があるのでしょうか…




いや、それ以上の効力があるがゆえの我孫子の社長です。




そう今日は皆さんお待ちかね我孫子の社長のお話(誰も待ってないわって言わないで)




出頭しないと刑務所より残酷な結末が待ってます…





リーバイスのタグみたいな事されそうで怖いです。






このデニムの部分が僕になります、お股引き裂かれの刑です







さあ冒険の始まりです‼️





木曜18時に指定された和食屋に向かう僕…






17時40分






社長「もしもし💢専務‼️今どこ?」



「今向かってるところです‼️もうすぐ着きますよ💦」




社長「おっそいのぉ‼️なんぼ待たせるねん💢」




「えっ💦もう着いてはるんですか⁉️」




社長「当たり前やろ‼️人を待たせておいて着いてはるんですかはないやろ‼️おう💢」




「すいません💦急ぎます‼️」




まだ20分前ですよ…僕はいつも15分前行動を心掛けてるのに


いっそ、それなら17時30分集合て言ってください…





15分前に到着し引き戸の扉を開ける…




玄関入り口寄りの端の席に座ってるヤクザ…いや社長が見えたので



「すいません💦お待たせしました💦」




社長「おう💢もう食べ終わるかと思たわ…おう…」




「はぁ…すいません…」




なんで15分前に着いて怒られる…自分はいつも遅いくせに、早く来た時だけ…



ってか僕の事無視して隣の着物の女性と話してはるけど誰よ‼️





入った時は分からなかったのですが社長の隣に女性が…





「専務!これシノや‼️」




「はぁ…シノさん…」





見た感じ40半ばの艶っぽい女性…夜の匂いがプンプンしますよ…



「シノとは久しぶりで、この前メールもらってな…店変わってんな??」




シノ「ほんと久しぶり…」



妖艶な眼差しで社長と見つめ合うシノ…僕は必要でしょうか…この空間に…




何かに取りつかれたように日本酒を飲む社長





次から次へとお酒を注ぎます…





シノさんのお酌がわんこそばを彷彿させます…





プロや…玄人や…こんなに気分よくお酌するなんて…





シノ「はい!社長!」




「おう!」





シノ「お強い…はい!社長!」




「やぁ…」





シノ「どうぞ…どうぞ…」





「おう…やぁ…おう…やぁ…」





もう目が殺人鬼の目になってます…




「お前な…おぉう…やぁ…」





僕に語り掛けてくるのですが何を話しているか20%ぐらいしか分かりません…武勇伝であることは確かです…



この時間からの武勇伝無限ループはキツイです…






「たいしょー…会計や…おう…」





1生ぐらい飲まれた社長…





僕「あ…おいくらですか?」




社長「ここはええねん…俺が払うから…」




とガソリンカードを女将さんに渡す社長…



それでは払えませよ…レギュラー満タンになるだけです…



いっそのこと軽油でも飲んでください…




社長「なんで払えんのや…いつものゴールドやぞ…おう」



社長…色もシルバーですよそれ…



そのグローブみたいな手に持ってはるのは…



さっきから「おう」と「やぁ」しか頭に残ってません…




何とか支払いを済ませた社長はシノの手引きにより雑居ビルへと…




すごく嫌な予感がします…



今までの経験上、幾度となくおとずれたこの感覚…



なにか危険だということを肌が感じています…





お店に入るとバブル時代を彷彿させる佇まい…シャンデリアが光り輝いてます…




シノ「何飲まれます?社長?」




社長「専務に聞いて!大蔵大臣やから!」




やっぱり💦俺の払いか‼️しかも大蔵大臣て…もう財務省ですが…




社長「とりあえずシノ適当に持ってこいや!やぁ」




いやいや…僕が決めるのでは…じゃあさっきの発言の意味!!



黒服にアイコンタクトをするシノ…ほくそえみながらうなずく黒服…



今笑った…あの黒服ニヤリと…怖いです…僕は吉四六でいいです…瓶のやつ…




黒服が持って来たお酒はベロア生地みたいな袋に入ってますよ…




あまり酒には詳しくないのですが、ただならぬ雰囲気です…しかも中身が見えません…




「これチェイサーで、泡持ってこいや!おぅ」




泡とはハンドソープの事でしょうか…



それとも昔の農民が主食として食べていた、あのアワの事でしょうか…





後者の方か遠からず…お花畑が広がる瓶に入った炭酸のお酒でした…



この瓶の細工模様だけでも高級なお酒と判断できます…





ここでも3日間砂漠でさまよって見つけたオアシスの水の様にお酒を飲まれる社長…



それ野球部のアクエリの飲み方ですよ…




ここで今日我孫子の社長と飲みに行く事を伝えていた、僕のブログの愛読者である友達とラインをしてみる…

この友達(しんちゃん)は我孫子の社長はユニコーンや麒麟みたいな架空の生き物だとずっと思っていたので、この際呼び出してみた…


15分で到着とのこと…




僕「そろそろ出ましょうか?僕の知り合いも合流したいと言ってるんでいいですか?」



「おう!ええぞぉ…ナイスバディやろな?シノ!チェックや!!」



女性ではないのですが、ある意味ナイスバディである(90キロオーバーなので)




シノ「有難うございました」





レザー仕様の伝票には17万と書かれてありました…






高くないですか❗️社長‼️高くないですか❗️社長‼️2回心で叫びました‼️





大卒の手取り初任給はありますよ…さっきの和食屋が1万7,000円てチラッと見えましたし、どう考えても釣り合いません…10倍て…




シノ「社長今日はご馳走様でした。お店も来ていただいて有難うございました」




おい‼️シノ‼️お礼は俺にやろ‼️支払ってるの俺やし!社長は1万7000円だけや‼️





連れて来た人が1番偉いみたい思ってる店ばっかりやけど、お金払ってる人が1番やから!



世の中おかしいです…




会計を済ませて、次のお店へ…



このお店も社長の息がかかったお店です…

地下にあるラウンジぽいお店…


会員制と書いてます…会員証が必要なんでしょうか…この類の店は…




席に座ってすぐに



「おい!前の店で卵サンド買うてきてくれや!金は伝票に付けとけ!」



社長はおっしゃいますが、伝票の払いは僕なんでしょうね…



今日いったいいくら使わす気ですか…



一旦冷静になるためにトイレに向かう…今日も地獄やな…






イチモツを握りながらしみじみしている所に、しんちゃんから到着のラインが…



今トイレなんで店に入っといて!と返信する






大きく深呼吸して席に戻る…




後ろ姿で座っている、しんちゃんに声をかける
「おぉ!お疲れさん!意外と早か…」





って誰‼️




見たこともなマオカラーのジャケット(マオカラーとは立襟の事です)を着たオッサンが座っていた…



こんなん着るの橋本か料理評論家の服部先生ぐらいやわ…
















「お疲れ様です!」




僕の背後からしんちゃんの声‼️




じゃあ誰よ‼️ほんまマジで誰やこのオッサン…




社長「専務!この方は新庄先生や!たまたまオーナーが卵サンド頼みに行った時に会ったらしく挨拶かねて来はったんや!」




僕「はぁ…新庄先生ですか…」




先生と呼ばれる謎の男…新庄



「初めてお目にかかります。歌手をやっております新庄哲也と申します。村田英雄先生の弟子をやらして頂いておりました。」






はぁ...村田英雄のね…


言われてみれば演歌歌手のド定番のいで立ちやわ…



ザ・演歌歌手





「おまたせしました。卵サンドです」





社長「おう‼️食べえ食べえ‼️先生も飲んで飲んで‼️」





飲んで飲んでて…この人の分も僕が支払うのでしょうか…




それと社長…サンドイッチ掴むのはいいんですが、ちゃんとパンの部分持って下さい💦




パンとの間の卵の部分に指突っ込んではりますよ…




ラーメンで言うところのスープに親指状態です。





ぬちゃ…





だから指‼️




指突っ込んだらそれ食べて下さい‼️



一旦手を戻すなって‼️





手に付いた卵をきちゃない舌で舐めては、またあたらしい卵サンドへと手を伸ばすバイ菌のスパイラルです…





先生「あの何かリクエストあれば歌わせて頂きますけど…なんでもいいですよ」





何でもええって言うてもジャンルの幅よ‼️村田英雄の弟子にJPOPは無理やろ…




歌わな帰らんやろうし…と悩んでるところに…





社長「先生の持ち歌でええやん!」




社長‼️それ大丈夫ですか⁉️





それは一種の賭けですよ‼️




僕も真っ先に思いましたが、はたしてこのカラオケに持ち歌が入っているのか…





先生「では皆さんお馴染みの、こころ・ひとつの、歌わせて頂きます」




馴染んでない‼️


馴染んでない‼️


全く知りませんから‼️




ってか、ちゃんとあるやん💦


カラオケに入ってるし‼️







そこから新庄オンステージが始まる…





小さい店やのに声がでかいです…


手拍子のタイミングも分かりません…






社長がしんちゃんに割り箸を渡してます…




新庄先生の声がデカくて聞こえませんが、ジェスチャーで割り箸の間にお金を挟んで、おひねりを渡せとおっしゃてるみたいです…





海外での仕事もあるしんちゃんは100ドル札を挟みます(10700円ほど)太っ腹‼️





それを見た社長


「なんや…それ…何渡しとんじゃ💢殺すぞ‼️ちゃんとしたん渡せ💢」




と言ってるような口元(声は聞こえませんが読唇術ですがたぶんそんな表情です)


酔っているのか全くお金の価値を理解していない社長…1万円札より価値ありますよ…






すぐに財布に100ドルをしまおうとするが、その瞬間100ドルを奪う新庄氏‼️




酔ってないので100ドルの価値を理解している曲者である…




この行動を見逃した社長…札の挟まれていない割り箸を見て



「お前大阪湾沈めるぞ…早よ1万挟まんかい…おう!」




と言ってるような表情と口元である…




いや💦今100ドル渡しましたって‼️という表情をするも通用する相手ではない…





あくまでも僕の推測です…





もう一度1万挟むしんちゃん…


見ず知らずの男に会って15分ほどで2万強の現金を渡す経験は人生初だろう…


うんいい経験やね…





約30分にも及ぶオンステージが終わり、自らのCDを配る新庄氏…





特に要りませんが…





社長「専務!サイン貰わんと!」





いや要りません‼️ってかCDが要らないんです‼️




丁寧にサインを書いてくださいました…








この話は2019年の話です






「よかったら今度ディナーショーありますので是非来てください」



行きません‼️




「ちなみにおいくらですか?ディナーショーは」




「3万円です」





高い‼️高いわ‼️





3万言うたら松崎しげると同じ値段やん‼️




ってか松崎しげるも高い‼️高いわ‼️






でもしんちゃん卵サンド1つと歌で2万か…





もう感覚がおかしくなってきました





この店の会計が結局9万…





高いってば‼️高い‼️今日だけで何回心の中で言ったことか…





この後も社長の息のかかった韓流BARみたいなところに行き、しんちゃんに支払いをさせる社長であった…





追伸…ブログはフィクションでしょ‼️そんな社長いてるはずないし、いたとしてもブログで面白おかしく盛ってるんやろと言っていた、しんちゃん…
ブログはまだ抑えて書いてるんやね…もう2度と一緒に飲みたくないと訴えてました。