さてさて、やっと電装系に取り掛かります
まずは、メインの一番電流の流れる場所
そう、DC/ACインバーターへの配線です
今回のインバータは2000Wです
出力効率は、92%といわれています
つまり、2000W出力の時、12V側には2174wの入力が
必要となります。
つまり181Aの電流が流れる計算になります。
今回は目標1500Wですので、135Aあれば足りることになります。
バッテリーは310Ah
BMSは150A
ですので、最大150A流せる配線が必要となります。
通常配線に使う電線は、KIVです。
これは中の線は細い線が多く入っていて、柔軟性があり配線がしやすいです。
またIVケーブルもありますが、こちらは固くて配線しにくいです
しかしルートを決めて曲げてしまえば、しっかり形をキープしてくれる利点もあります。
扱いやすさの点でKIVを使う人が多いようです。
しかし価格はKIVのほうが高いです。
以下がIVです、硬さ以外性能は変わりません
IV、KIVの場合太さによって流せる電流が変わります。
一般的に
8Sq(8スクエアー:8mm2=AWG8相当)で許容電流は61A
14Sq(AWG6相当)で88A
22Sq(AWG4相当)で115A
38Sq(AWG1か2相当)で162A
となります。
この数値から言うと今回は38Sqが必要になってきます。
しかし38Sqを圧着できる工具は持ち合わせていません
当然電線もありません。
そこで、今回は14Sqを2本使うことにしました。
14Sqなら88Aありますので2本で176Aとなります。
14Sqまでなら圧着も可能ですので、いつでも組み換えが可能です。
こんな太さです
これだけ太くなると圧着端子も1個40~50円します
これに絶縁スリーブを使います。
わかりやすくすると、こんな感じの配線となります。
このインバータは、1500W以上の場合、コンセントが使えないので
全面パネルに、大電流用の端子台があります。
M3サイズの端子台なので、あまり期待はできませんが
コンセントよりは安心できそうです。
接続したら、試しに電子レンジを動かしてみましょう
続きは次回に
ここまで読んでいただきありがとうございます
次もお楽しみに
ではまた