このブログを最初に立ち上げたのが、
8年ほど前ですから、当時はまだ54歳。
うひゃあ、若かったですね。
まあ、10歳の子が18歳になるほどの年月ですから、
変化があるのは当然ですが、
たとえば35歳から43歳とか、
43歳から51歳とかって、
私の場合はそこまで大きな変化がなかったように思います。
いや、忘れているだけか。
でも、54歳から62歳は、それはもう「激変」ですよ。
なにがって、まず、体の不調があれこれ出てきて、
今やすっかりポンコツオバサンです。
見た目の老化も60過ぎたら急激にきましたね。
その昔、作家の吉行淳之助さんが、
自分は体が弱く、「まるで病気のデパートのようだ」とおっしゃったとか。
それで言うと、私の場合は病気も中途半端で、
逆流性食道炎とか、高血圧とか、アニサキスアレルギーとか、副鼻腔炎とか、
命にかかわるものではないけれど、
生活の質は下がるし、精神的にもやられがち。
という、
どこか安さが出るラインナップになっています。
病気のデパートというより、病気のコンビニ。
うちの生活圏で例えるなら、「病気のまいばすけっと」って感じでしょうか。
最近は、目の不調に悩まされ、さらに眼科通いが加わってしまいました。
そうそう、アニサキスアレルギーも、
単にアニサキスに当たっただけではなく、
アニサキスそのものにアレルギー反応が出てしまうため、
海関係の食べ物はほとんど食べられなくなくなってしまったんですよ。
一度アナフィラキシーショックを起こして、
お寿司屋さんのトイレでお尻を出したままぶっ倒れてからは、
怖くてお刺身が食べられません。
おっと、病気自慢も老化現象ですね。
周りの状況も大きく変わって、
娘と息子は結婚し、夫婦二人暮らし。
夫は立派な糖尿病です。
8年前には雑誌のライターとしてまだ踏ん張っていましたが、
コロナをきっかけに仕事が激減。
最後まで残っていた囲碁エッセイのお仕事も、
連載14年目にして卒業となってしまいました。
今は碁会所のアルバイトを週1回と、こども囲碁教室の講師を週1回。
不定期でマダム囲碁教室もやっています。
いやいやこちらも激変ですね。
本当は本を読むのが一番の楽しみなんですが、
眼の不調と、脳の不調(読む速度が落ちました)のため、
最近は読書量も減りました。
なんだか内容が取っ散らかっていますね。
本当はこのブログも、
もっとアクティブなものとか、
丁寧な暮らしを紡ぐ内容とか、
読んだ本を紹介するとかってしたかったのです。
が、現実を生々しくお伝えするのも
それはそれでありかなと。
備忘録のつもりで綴っていこうかと思います。
よろしくお願いします。