フライトは毎回のように満席です。
世界中を人が動いていることを常に感じます。
シアトルについて、まいどまいどで比佐さんが迎えに来てくれて。
長旅で疲れているかと思いきや、会えば積もった話がでてきて、結局今日も到着してから4時間くらいお話し。夜ご飯はミヤビに行ってきました。
ミヤビといえば、12月に株式会社リーチの社長でもあり、日本チームコーチング協会のビジネス・チームコーチでもある鴨井さんとミヤビのリーダーたちのチームコーチングをさせていただきました。私は通訳として。
その時の様子は次の2つのブログに書いています。
自分が変化の中心となる
When there is the end, it is a new beginning
12月のリーダー達のチームコーチングのあと、1度みんなともう一度自分たちが決めたことの実践状態を振り返ったり。その中でそれぞれが自分ができることをやっていきたいという気持ちがあることは受け取っていました。
みんなで決めた進む方向も、みえている景色も共有できた。でも一人一人の役割として自分がどうあることが大切なのか、、、と考えたときに、なかなかそれが順調に行くことは難しいと感じることも多いのだろうな、、、と思います。
自分はこのイスに座っていいのか?
そのイスに座るだけの価値があるのか?
自分はそれを受け入れる覚悟があるのか?
イスはいつでもそこにある
きっとそれぞれがいろいろな理由を見つけて、やらなくてもいい理由、今のままでいてよい理由を探したこともあると思います。
変化をするときには、今まで自分が感じたことのない様々な感情が湧き出てくることもあります。不安定にもなるし、不安にもなる。そしてそんな気持ちになっているのは自分だけで、そんな自分にはこの役割をすることは無理なんではないか、、、と思ったりもする。
人は様々な変化を乗り越えて生きていきます。
仕事は人生の中でも私たちの成長に大きな影響を与えてくれると同時に、そこで学んだことは自分の人生の様々な場面で力になると思っています。
ずっと同じことを同じようにやることを決めることも一つの生き方。
でも人はその場、その役割を長く続ければ、必ず周りから次のステップ、次の役割を求められるようになってくる。
そんな時、頑なに変わることを拒み、今を守ろうとする人は意外に多い。
そしてそれをやらない理由を、自分の取り組み以外のほかのところに見つける人も多い。(体力的に難しいから、自分の今の仕事で満足しているから、ほかの人がきちんと向き合ってくれないから、家族が、、、)
それを間違っているとは言わない、けれども、本当に自分は主体的に物事を進めることに取り組んだのか。変わることを自ら選び進んだのか、、、ということも同時に考えることが必要だな、、、と。
人間が成長をする過程って、お家をリノベーション(アップグレード)するのと同じだなぁ、、、とふと運転しながら思った。
基礎は残しつつ、家のある部分を取り壊し、もう一度そこに新しいものを積み上げていったり、外装は残しつつも壁紙を変えたり、床を張り替えたり、新しいデザインのものを置いてみたり。時には何かを捨て、時には何かが形を変え、そして手を入れる以前とは違う姿かたちになることもある。
きっと私たちの成長過程も同じなのではないかな、、、って。
家が古くなれば手を加えるように
時代が変わればその時代に合わせてインテリアを変えるように
生活のスタイルが変われば生活のスタイルに合わせたところに引っ越すように
どこかが老朽化したら、新しいものに変えるように
世の中のすべてのものは、今を最大限に生きるために変化を加えながら進んでいる。
人間だけが変化をしないでいい訳がない。
大事なところは認識しながら、常にScrap and Build, Build and Rebuildを繰り返していくのだと思う。
そのプロセスを通して、一生変わらないものが見えてくるのだと思う。
それこそがあなた自身が持つ、大切にする本質なのではないかな、、、と。
先日、都おどりを観劇に行ってきました。
こちらも時代を経て伝承されつつも、少しずつ変化をしているのではないでしょうか?
着物は、お囃子の皆さんや舞台に上がった芸舞妓さんが着ていた、今年の着物のデザインです。本当に素敵でした!
そして先日の写真にも上げましたが、出国前日にラボに行ったら、この胡蝶蘭の一番上の蕾がだいぶ開いていました。
帰国するころには満開になっているかな?