築地マグロ屋三代目の生田よしかつさんが代表理事の一般社団法人「シーフードスマート」主催
地方創生&水産資源管理勉強会
「第一回 あなホケ シンポジウム」に、いってきました!


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東京大学大学院教授 木村伸吾先生。
まずは科学的な資源管理の基礎として、クロマグロの生態を解き明かそうと日夜研究している方です。
クロマグロの産卵に適した水温は、なんと26℃±1℃!これより高くても低くても、受精卵が生存できないのだそう。限られた時期限られた場所でしか産卵できないのです!
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東京海洋大学准教授 勝川俊雄先生。
水産資源管理についてとっても為になるサイトは↓

クロマグロの危機的状況を豊富なデータを元に。このままあと2~3年も放置すると、本当にクロマグロがいなくなってしまう!1930年代の沿岸漁業のフィルムにはびっくり!村中総出で「地引網で!」マグロを獲ってる!それだけたくさんいたんですねえ( i _ i )
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そして、
学習院大学教授 阪口功先生。
国際政治の専門家のお立場から、資源管理に関する様々な国際会議で、いかに日本が孤立しているかという実態について。
科学的な根拠に薄く、実効性も疑わしい日本の主張は諸外国の支持を得られていないことにびっくり。
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今回の勉強会は、内閣府副大臣の平将明さんが音頭をとってくださり実現しました。
議員の方々も10数名参加、待った無しの水産資源管理について、熱心に聞き入っていました!

なかなか政策としての優先順位が上がらないのですが、これは漁業者のみならず、日本全体のこと。おいしい魚が食べられなくなったら大変!

充実した勉強会でした。さらに学んでいきたい(^◇^)┛