国内唯一の高速実験炉〝常陽〟の再稼働を目指した安全対策工事の着手について、協定に基づく事前了解をいたしました。
様々な法制度の壁を乗り越えたことはもとより、専門家の方々のご意見や長年にわたって育まれてきた事業者との信頼関係から茨城県と歩調を合わせた帰結です。
多くのマスコミによって報道されましたとおり、安全最優先、さらなる信頼関係の構築による安心感の醸成を求めました。
もちろん、今回の了解手続きがゴールではありません。
再スタートへ向けた大きな第一歩とはいえ、徹底した情報公開により説明責任を果たすことや、計画通りの工事完了に責任感を持って取り組まれることなど日々課題山積です。
これからも相互の信頼をもとに、安心安全な工事の実施をしっかり見守りたいと思います。